『大日本史料』 9編 6 永正12年是歳-永正14年6月 p.366

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ば、此頸又も見る人なし、是によつて、有驗の貴僧高僧に仰て、さま〳〵の大, て手向給へは、眼ふさかり、とちまち肉くちて、白かうべと成ぬ、此荒次郎死, と申は、七月十一日なり、今も七月十一日には、毎年新井乃城に雲霧おほひ, 方の光入亂れ、風猛火を吹上、光の中に兵馬は虚空にとゝかふ有樣、天地を, 血をそゝをとるかごとく、さもおそろしさを一目見たる者、なうもつすれ, 父子は名譽乃武士、一禮とて、城の大手古堀の外にて下馬し禮敬す、此合戰, 中に入て草をはめは、とちま地に死す、故に獸までもよく知て、其中へ入事, うぼゝとも夢ともしらぬ一ねふり浮世のひまをあけほのゝ空、とよみ, て、日の光もさだかならず、丑寅の方と未申の方より、電かゝやきいてて、兩, 所のあたり百間四方は、今にをいて田畠にも作らず、草をもからず、牛馬其, ひゞかし、おそあしきとも云はかりなし、かるかゆへに此古塚のあたりに, たるがごとく、牙をくいしはり、にらみぼめたる眼のひかり、百れんの鏡に, 寺乃禪師來て、一首乃の歌を詠し給ふ、, 法祕法呪せられ〓き共、其しるしなし、三年此首死せば、小田原久野の總世, なし、常に青草はう〳〵と生たり、當代の侍衆、新井の城を見物せしに、道寸, ジテ怨靈, 總世寺宗, 孝歌ヲ詠, ヲ鎭ム, 永正十三年七月十一日, 三六六

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  • ジテ怨靈
  • 總世寺宗
  • 孝歌ヲ詠
  • ヲ鎭ム

  • 永正十三年七月十一日

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  • 三六六

注記 (21)

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