『大日本史料』 9編 20 大永3年4月-大永3年9月 p.351

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もたへこかれ給へとも、其かひそなき、あまりの思にや、靈佛靈社に參て、種々の願を, たかふ事なし、天魔惡靈も少もたかふ所なし、彼相人を請ての給けるハ、我七寶の家に, の事ハなかりけり、されハ天下の御威も及かたく、武家の力もいらす、菟も角もしつへ, 夜半はかりに失て見え給はす、父母めのと歎悲事なのめならす、天にあふき、地に伏て, 生て、榮花身にあまり、官位心にまかせたり、何事に付ても我心に不足なし、然我一人, の子を持たり、身にかへて大事の寶よりもおしく、あらき風にもあてしとこそおもひし, たて、さまさま志をいたして、歎申されけり、人民の習、高も賤も、子を思悲、五人十, きやうなかりける處、池田中納言國方卿と申人おハします、御門のきそく目出度、萬寶, にあきみちて、心に叶はすといふ事なし、姿形嚴姫一人おハしけり、誠に目出度心さま, にいみしかりしかハ、國方卿類世になき物のやうにもてなしかしつき給、然にあるよの, のしわさとも知たらハこそ、いかなる方便もあらめ、只いかゝせんと歎かなしむより外, 人持てもおろかならす、況只一人姫君を失てさこそ思給らめ、ことハりすきてそおほえ, ける、其時清明と申て正シキ相人侍けり、すいてう掌をさすかことし、符しと符する事, うせけれハ、天下の惱、萬民の歎、申はかりなし、何所より何者か取とも、又魔縁の物, 女失踪ス, 池田國方ノ, 大永三年九月十三日, 二五一, 大永三年九月十三日

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  • 女失踪ス
  • 池田國方ノ

  • 大永三年九月十三日

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  • 二五一
  • 大永三年九月十三日

注記 (19)

  • 1087,632,62,2278もたへこかれ給へとも、其かひそなき、あまりの思にや、靈佛靈社に參て、種々の願を
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