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なし、予は此の如き遠隔の地に來りて、イタリヤに於て、嘗て見るべしと思, 熟して收穫時になれりの句を引き、其〓心を示す爲め、甚だ廣き場所ある, イルマン等の、其力を用ひん爲め、此地に來らんとする者に對しては、田は, 滿ち、美味の食物よりも、歡喜の方十分なるものなりき、何となれば、食物は、, 沙漠の聖きパードレ等の宴と等しく、精神上の談話及び愉快なる對話に, ことを述ぶべし、予は三日間パードレ・コスモ・デ・トルレスの許に滯在した, はざりし事を見て、特にデウスに感謝せり、之を詳細に記述するも、其地に, たる羹汁にして、ミシヨは腐敗したる米と〓たる麥及び鹽を以て造り、又, は、多くの詩篇及び讚美歌を歌ひつゝ前進せり、會堂に著きて一同祈祷を, する者よ、予は當地の基督教會の〓心を見て、自ら恥ぢ、我がパードレ及び, 非常に腐敗したる時、五指を以て之を食す〕少量にして、之を以て食事を終, 於て信ぜらるべきかを知らず、キリシタン等と別れたる後、パードレは、予, 竝に我會を信ずる名譽あるポルトガル人等に午餐を供せり、此宴は實に, りたればなり、此の如き幸福を予に與へ給ひし主は讚むべきかな、最も愛, 甚だ黒き米少量と、鹽辛き魚類少々并にシル〔即ちミシヨを以て味を著け, 永祿十一年是歳, 六〇九
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- 永祿十一年是歳
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- 六〇九
注記 (17)
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