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ば、必小人は福人を愛する習なれば、〓つらいまはる弱兵とも、香餌のもと, しておはしけり、されば彼定清の後家、しうとめのあまには似もにぬ女性, 紙をとり、丹波守小谷へ持參しける状にいはく、, かは、聞人耳を氣とし、みるものうしろゆひをさしてさゝやきたり、似るを, ぎなんどとて拒嫌ひ、當世は何事もさらりとして、ぬたなることそ、心もを, かずそひよけれなどいひて、酒肴をほどこし、もとよりとんでおこりけれ, 聞へず、影のやうにやせさらほひ、いみしくほうけて物も覺す、明暮とうと, にて、なましいにこなたかなた寺まいりし、思ゐも入ぬそら念佛なと有し, きりやうよく辨舌利口にまかせ、形儀たゝしくおりめ高なるをは、昔かた, 波守員昌、異見を以、家中何事も先規のことく沙汰有〓しとて、同名家老誓, に懸魚あることゝ、彼田式か門前に市をなし、追從するもおほかりけり、こ, 友とする世なれば、彼田那部式部之丞又なき出頭にてそ有ける、をのれが, 今更思はすも獨子の備中守に別れて、泣ふして目見へす、氣のほりて耳, れによりて、内輪出入有て、よろつわかまゝに成しかは、澤山の城主磯野丹, といひ、尤も母は十九歳より後家になり、さしもの賢女にておはしたるか、, 權勢, 田那部式, ノ内訂, 今井家中, 部之丞ノ, 永祿十二年六月三十日, 七九二
頭注
- 權勢
- 田那部式
- ノ内訂
- 今井家中
- 部之丞ノ
柱
- 永祿十二年六月三十日
ノンブル
- 七九二
注記 (22)
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