『大日本史料』 10編 4 元亀元年2月~同年9月 p.948

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長都に來りし時、彼の爲め滅ぼされたる二人の王、急遽軍隊を集め、其國に, 還るに先ちて、之を〓さんと圖りたり、信長は既に軍兵を歸らしめ、當地に, りたり、同所には五百の僧院より成る比叡の山の大學有り、彼等の軍隊は, を掘り、或は街路に逆茂木を設け、又家財を隱匿し、或は妻子を市外に出せ, 山中に、信長は山麓に在りて、既に一ケ月を經過せり、寒氣雨雪霰雹甚しく、, 待受けたり、敵は六万にして、皆甚だ良き金の武具を著し、頗る高き山に登, 風も寒冷にして、寒氣の爲めのみによりて死する者双方甚だ多し、敵は都, り四レグワにして、坂本と稱し、コチンより少しく小なる町に於て、彼等を, の周圍多數の村落を焚き、市内の混亂不安甚しく、一ケ月餘最後の裁判の, 撃等、實に憐れなる事のみなり、日本人イルマン・ロレンソは、二ケ月前に當, り、而も市を出づれば、直に盜賊に襲はれ、又は敵に〓さる、夜警、叫喚、警鐘、〓, 敗戰すれば、直に此市は燒かれ、敵に蹂躙せらるべきが故に、或は山上に穴, は只一萬三千人を留めしが、彼は此事を聞くや、即夜出發し、翌未明當地よ, 光景を呈せり、何となれば勝利はいづれに歸すべきかを知るを得ず、信長, 地を去りて堺に赴き、パードレ・オルガンチノと共に同所に滯在せり、蓋し, 京都市中, ノ混亂, 元龜元年九月二十三日, 九四八

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  • 京都市中
  • ノ混亂

  • 元龜元年九月二十三日

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  • 九四八

注記 (19)

  • 1787,649,71,2200長都に來りし時、彼の爲め滅ぼされたる二人の王、急遽軍隊を集め、其國に
  • 1671,652,73,2199還るに先ちて、之を〓さんと圖りたり、信長は既に軍兵を歸らしめ、當地に
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