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命を不惜戰ける、去程に、敵味方五月五日未の刻に、天を掠て燒立る烟の中, に、此にかくれ彼にあらはれ、〓御〓れつ命を塵芥ゟも輕く、いつれも名あ, らはれけると大に感し給ひける、夫ゟ城へ御入被成、味方の討死を御改候, を取切て、半は城中へ亂入、こゝ彼より燒立る、半は讃岐り後に廻り、鯨波聲, 聞る猛將なれは、此大勢に圍れけれ共、少も屈する氣色なく、八方を切まは, といふより早く、植田の中を筋違に持鐙を合せ懸拔て、各讃岐と城との間, の首をは、塗部地新七、櫻田宇兵衞討死、其外五拾餘人の首帳こて、五月五日, の勇士なれと、運盡ぬれは無力、前後の敵を防兼てそみへにける、されとも, へは、四十一人と書しるす、讃岐り首をは、十二屋又次郎是を取、二人の子共, と下知すれは、相圖の貝を吹立る、田中の寄手是を聞、すはや相圖の貝こそ, る武士なれは、唯必死と定てせり合けり、伊勢申けるは、時分は能そ、員を吹, 者共皆討死す、爲信公此あり樣を御覽し、讃岐り日比の覺悟の程、死後にあ, を作り懸責懸る、讃岐親子の人々其心剛猛にして、謀計又逞しく、當代無雙, り、萬卒をおひなひけ、命を限りに戰ひ、親子三人同枕に討死す、其外付從ふ, 等五十餘人前後左右に押立て、爲信公の御旗本へ、眞一文字に打て懸る、身, 戰死ス, 讃岐父子, 元龜二年五月五日, 二〇九
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- 戰死ス
- 讃岐父子
柱
- 元龜二年五月五日
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- 二〇九
注記 (19)
- 1785,643,79,2194命を不惜戰ける、去程に、敵味方五月五日未の刻に、天を掠て燒立る烟の中
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