『大日本史料』 10編 6 元亀2年3月~同年9月 p.817

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彼の恩寵に對する思出に依り、余の胸中に滿ちたれども、他方之に對する, 人々斯くも多き中に、斯かる常ならぬ傾倒の念を以て、我等が保護の任務, を自ら負ひし異教の侯を、我等の爲めに、保護者且擁護者として與へ給ひ, 欽仰を惹起せしが、彼の〓然の死に依り、當然余を滿たせし苦痛の一小部, 情の二三例を報ずべし、此事は斯くも遠隔の地に於て、叛意異圖を抱ける, 感謝値遇の念は、之を默過するに忍びず、そは異教徒等にも現はれ、彼等の, 分は、之に依りて輕減せられしなり、されば余は、本書翰に於て、特に貴下に, 對し、此異教の侯が世に在りし時、絶えず我等に對して抱懷せし大なる愛, し神の、無限なる善徳と先見とを稱讚すべき資料を呈すべし、更に驚歎に, としての彼に見ゆる目的と期待とは、遂に達せられず、彼を失ひし苦痛は、, 墜、地位の毀損、竝に財産上の損失を蒙り、然も賭命の危險に身を曝せし事, 値するは、彼が我等より何等利盆を得んと期待する事なく、教會の維持、師, 父の歸還及び基督教徒の寵遇の爲めに、少からざる困難に遭ひ、名譽の失, 一再ならざりし事なり、, て、始めて知るに至りしところを悟る事能はざりし故なり、一方基督教徒, 元龜二年八月二十八日, 八一七

  • 元龜二年八月二十八日

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  • 八一七

注記 (17)

  • 1695,653,71,2187彼の恩寵に對する思出に依り、余の胸中に滿ちたれども、他方之に對する
  • 1001,648,65,2197人々斯くも多き中に、斯かる常ならぬ傾倒の念を以て、我等が保護の任務
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