『大日本史料』 12編 35 元和六年是歳~元和六年雑載 p.90

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し贈物を拒絶せるを見しことに出でたるものなりと、, 得て靜養すること八日にして、その懊惱は終局を告げたり、, その臨終に際して、一族の者、彼に問ひて曰く、今や最期の時に當りて、何事なりとも奉仕, 訪れたり、その理由を詳にすること能はざれども、こゝにて癩患を獲て、五年間病みしが、, 後、かくも速にキリスト教徒となりし事情を尋ねらるゝに及び、彼女は答へて曰く、その, 身を窶し、危險と困難とを冒して、靈魂を求むる我が徒が、新信徒を介して彼女より贈り, 爲めに病を得るに至れり、師父は同情を催して、一人の問答示教師を派して、之を教導せ, 師父はなほ時期を待たんことを欲せしが、彼女はその爲めに、大に懊惱し、純なる情熱の, 他の可憐なる異教徒の一婦人は、その國を追はれ、同じく異教徒なる知人の援助を請ひ, て、この地に來れり、彼の妻は善きキリスト教徒なりき、この女より多くの愛撫を以て好, しめたり、彼女はその床を離るゝや、忽ち半ば癒えて、師父の聖なる洗禮を受けたり、その, 遇せられ、彼女は大いに信仰に接近せり、かくて新にキリスト教徒となれる彼女は、病を, ざりしこと十年に及べり、諸國を遍歴して、遂に金澤に到り、異教徒なるその一族の許を, すべし、いかなる儀式によりて埋葬せらるゝことを欲するや、憚らず云ふべし、之を果す, 他にもなほ感〓すべき事件あり、一人のキリスト教徒あり、司祭無き爲めに、告解を行は, 祭無キタ, 行ハザル, メ告解ヲ, 一教徒司, コト十年, ニ及ブ, 元和六年是歳, 九〇

頭注

  • 祭無キタ
  • 行ハザル
  • メ告解ヲ
  • 一教徒司
  • コト十年
  • ニ及ブ

  • 元和六年是歳

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  • 九〇

注記 (23)

  • 1220,629,61,1325し贈物を拒絶せるを見しことに出でたるものなりと、
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  • 1326,628,70,2200身を窶し、危險と困難とを冒して、靈魂を求むる我が徒が、新信徒を介して彼女より贈り
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