『大日本史料』 10編 7 元亀2年10月~同年雑載 p.329

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年母を持參して、小刀にて皮をむりんとしけれは、元親、いや〳〵鐵をいむ, 藥の品いかゝと僉議仕るよし申けれは、元親仰けるは、魚の骨の喉にたち, 是を受取披キ見れは、九年母なり、一門の人々家老の面々へ委細を申けれ, なされ、御快氣なさるへし、相かまへて、此藥を人に教へられなといふ、玄意, は、いつれも肝を潰し、あの食傷の上へ九年母を參るならはいかゝあらん, ては、何なりとも望は叶ふへき、早々藥を進し候へと再三いひけれは、懷, と、兎角僉議する折から、紀州商人はいまたこぬり〳〵と御尋なり、參り候, 事も有るへし、手にて皮ともに割れとて、欠ケを少し參り、氣味よきとて、太, たるには、椋の實、椋の葉を粉にして水にて呑、鰹に醉たるには茹子をくふ、, 四度有て、少しも滯りなく本復なり、上下悦ひあへる事限りなし、其夜親貞, イ九年母を皆參りけり、此間はすきと不食湯水をさへまゐらぬに、いらゝ, より丸きものを紙につゝみなりら取出し、玄意に渡し、是をあかり吐逆を, 妙藥といふものは思ひの外なるものそ、其藥早く持參れとあり、玄意彼九, あらんと有て、三日前の鯨過分に吐出、事の外心地よきと被仰、其後吐瀉三, たし。十死萬死の病体なれは、其方の藥にて、もしも御〓快なさるゝにおい, 本復ス, 元龜二年是歳, 三二九

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  • 本復ス

  • 元龜二年是歳

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  • 三二九

注記 (18)

  • 700,692,65,2191年母を持參して、小刀にて皮をむりんとしけれは、元親、いや〳〵鐵をいむ
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