『大日本史料』 10編 11 元亀3年12月~同年是歳 p.320

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落行、防兵なかりけれは、彦太郎せんかたなく、脇尾口より〓出て、菅谷金吾入道全久か, も是迄出張したるうへは、今更とかふに不可及、日頃懇切の筋目顯し、粉骨の働して見せ, かゝる事有へしとは知らす、夜ふけて沈醉興に乘する折からと云、ね耳に水の入たること, を攻討たんの術なれは、面々の一命を三樂に與て、隨分の稼をたのみ入と申けれは、誰々, く、動轉周章して、太刀よ、物具よと云程こそあれ、多分は堀塀を乘越、狹間をくゝりて, 申へしと、各領掌し、互に目と眼を見合て、競懸て城下におし誥、螺を吹、楯の板をたノ, ゝめ居たりけるに、小田方の手引の者迚は一人も見へ來らす、衆皆不審して、三樂に其中, を尋けれは、道譽申けるは、されはとよ、先達て各披見に入れしは、某か謀略の似文也、, き、一同に鬪を作り、おめきさけむて攻かゝれり、道譽か所從盆戸勘解由・高橋上野介, 石井・峯岸抔云勇士、眞先かけて無二無三に大手の門を押破り、城中へ込入ける、敵方は, 介・根本太郎、多賀谷家人に白井全洞等、小田の城邊迄打出、人馬の足を休、兵粮をした, 誠は内應の者の有にあらす、今霄城中には、年忘とて連歌の宴會有、上下打解てあらん處, 木田餘の城へ退去せり、三樂はやす〳〵と小田の城をうはゐ取、しはらく敵のもやうを見, んとて、番兵を籠て守らせけるが、二月初旬、異なる大霜降しを天の幸として、彦太郎守, ニ逃ル, 陸木田餘城, 小田守治常, 天正元年一, 月守治小田, 元龜三年十二月三十日, 三二〇

頭注

  • ニ逃ル
  • 陸木田餘城
  • 小田守治常
  • 天正元年一
  • 月守治小田

  • 元龜三年十二月三十日

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  • 三二〇

注記 (21)

  • 500,623,61,2289落行、防兵なかりけれは、彦太郎せんかたなく、脇尾口より〓出て、菅谷金吾入道全久か
  • 1203,620,59,2292も是迄出張したるうへは、今更とかふに不可及、日頃懇切の筋目顯し、粉骨の働して見せ
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