『大日本史料』 10編 11 元亀3年12月~同年是歳 p.462

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認めたれば、彼等を救ふ爲め、何等の懸念なく、余が決意を實行すべしと説きたり、是に, こと無きを希望し、又余が今日まで之を爲さゞりしは、余の死後發生すべき事に就きて、, 於て、諸人多く〓を流し、又悲しき言を述べたれば、余は勇氣を失はんとせしが、弱きよ, 渡すことを求めんと決心せり、然れども協議を經ず、無謀に之を實行することを欲せず、, 大いなる懸念を懷きたるが故にして、今は此の如き艱難の間に、キリシタンの信仰堅きを, 等の主は、余の申出により、幾分の效果を擧げさせ給ひ、顧問の多數は、轉向の要求を, 王又は坊主等が余を殺すことあるも、此の如き目的の爲めに與へられたる死は、其の力を, 他日に讓るべしとなしたり、坊主等は之を遺憾となせしも、キリシタン等は聊か安堵し、, 失ひ、死によりて生命、榮光及び完全なる滿足を得るを以て、之に對し復讐をなすが如き, 貴族及び主なるキリシタンに教會堂に集まらんことを求め、彼等に余が決心を告げ、若し, き、キリシタンをして、平和安穩に生存せしむるを條件とし、余を殺し、又は坊主の手に, を達すべしと思ひしも、デウスは、此の如く大なる幸福を余に授け給はざりき、されど我, り力を得て、ラザロの金曜日にミサを行ひたる後、殿の許に赴きたり、余は同所に於て望, 異教徒の胸に嫌惡の毒あるを認め、之によりて惹起せらるべき事に對し、常に心を用ひた, 元龜三年是歳, 四六二

  • 元龜三年是歳

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  • 四六二

注記 (16)

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