『大日本史料』 10編 19 天正元年12月~同年雑載 p.166

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みたり、此事は部分的には余にとりて良きことなりき、何となれば孰にせよ此地には, り、而もデウスは我等に充分なる御惠を與へて我等を殺さざるやう、又掠奪されざる, 魚の外に食すべき物は何もなく、余は話すこと能はず、余を理解する者もなく、余を, りの深切を余に盡し、屡々夜中に余が呻くを聞きて海賊當人は厚い思遣りを示し、痛, 治療し得る物も何一つなかりしを以てなり、尤もかの海賊と其家人全員はなし得る限, く同情して其苦しみの最中に何か必要な物は無きやと余に尋ねたるなり、余は八日間, 滯在せしも其最後の日にジョアンは來れり、而して余は彼を介して嘗て余が印度に於, ならず熱心なる異教徒なれば、我等を宿泊せしめし者にまで恨みを抱きたるを以てな, み終るや人々は其日の内に余をして無理に乘船せしめんとせり、何となればジョアン, 余に放血を施すべき者あらざりし爲め、余は之を下劑として飮みたり、余が下劑を飮, が到著するや彼は直ちに説教を始めんとせし爲め、同地の住人等が悉く海賊たるのみ, やうなさしめたり、此故に彼等は我等が同所より立ち去るやう我等を急がしめたるな, 我等の主は之を〓帶して余に同行し來りし一人のキリシタンを見出す事を望み給へり、, て下劑として飮みたる或草に就きて尋ねたり、斯の如き草のある時期にはあらざるも、, あん著ク, 毛利輝元ヲ, 下劑ノ藥草, ヲ用フ, 訪ヒタルい, るまんじょ, 天正元年是歳, 一六六

頭注

  • あん著ク
  • 毛利輝元ヲ
  • 下劑ノ藥草
  • ヲ用フ
  • 訪ヒタルい
  • るまんじょ

  • 天正元年是歳

ノンブル

  • 一六六

注記 (22)

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