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に病に陷り居りて、同地に於ては高熱を發して頭痛と肋間の疼痛及び食慾不振に苦し, へ行く能はざりし故なりき、かの海賊は余を其家に宿泊せしめ、彼も妻子も共に余に, らず、彼等は眞實余に慰藉を與へしかば、余は斯くも純潔にして純眞さの滿ち溢れた, 所にて余はイルマン・ジョアンを待ちゐたり、余は此者を毛利殿の居りし所に彼を訪, る靈魂を見て〓を流せり、老人は毎日パードレ・メストレ・フランシスコ及び日本に, 出したるが、彼等は毎日其前にて祈祷を捧げゐたり、而して我等は一夜と立日の一部, 我等は同所より我等の海賊と共に再び船に乘りて海賊當人の郷里と家に著きたり、同, 在る他のパードレ等の爲めのみならず教皇の爲めにも祈り居れる旨、而も告解をなし, を彼等と共に過して、兩人の告解を聞きたるに、余が甚だ心頑にして信心薄きにも拘, ねる爲めに派遣せしが、そは、余が健康を損ね且つ別の理由ありたるを以て余が其所, とに會ひたるが、彼等は余を見るや殊の外喜び歡喜に咽び泣けり、余は彼等が數珠及, たればもはや今は他に望む所何も無き旨を、余に語れり、, 懇切を盡したり、而して大雨と寒氣の裡に一晝夜を船にて來りたる爲め、余は此時既, び之に附きたる鉛の十字架を身に附けたるを目撃し、別に壁に描かれたる十字架を見, 天正元年是歳, ニ著ク, 賊某ノ郷甲, ニ宿泊ス, 宮嶋ヨリ海, 海賊某ノ家, かぶらるノ, 病状惡化ス, 天正元年是歳, 一六五
頭注
- ニ著ク
- 賊某ノ郷甲
- ニ宿泊ス
- 宮嶋ヨリ海
- 海賊某ノ家
- かぶらるノ
- 病状惡化ス
柱
- 天正元年是歳
ノンブル
- 一六五
注記 (24)
- 275,696,66,2186に病に陷り居りて、同地に於ては高熱を發して頭痛と肋間の疼痛及び食慾不振に苦し
- 523,702,65,2172へ行く能はざりし故なりき、かの海賊は余を其家に宿泊せしめ、彼も妻子も共に余に
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- 785,688,62,2195所にて余はイルマン・ジョアンを待ちゐたり、余は此者を毛利殿の居りし所に彼を訪
- 1295,683,63,2190る靈魂を見て〓を流せり、老人は毎日パードレ・メストレ・フランシスコ及び日本に
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- 656,689,66,2193ねる爲めに派遣せしが、そは、余が健康を損ね且つ別の理由ありたるを以て余が其所
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