『大日本史料』 10編 19 天正元年12月~同年雑載 p.167

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て恐怖を抱き居りし爲めに、余は發熱と著しき衰弱にも拘らず余には乘船すること必, かの海賊に對し翌日まで乘船を延ばすやう手配せしめたり、而して彼と其妻とは説教, 要となりたり、舳先に逆風が當りし爲めに風と波浪と船内に於ける艱難とに依りて余, 人改宗せり、余は乘船前に此者に洗禮を授けしが、そは、彼のキリシタンとなれるこ, 害を加へざることを余に約したり、然れども海賊等の反對にも拘らず此地にて坊主一, 翌日余は下劑を服用したる後、我等が先を急ぎ居り且つ我等の海賊が他の海賊に就き, 念せり、又余が海賊に其業ひを棄つるやう勸めたれば、彼は今後物を盜まず何人にも, とを公表し、キリシタンたることを棄つるよりは寧ろ死する覺悟ありと言ひし故なり、, り、されど余は當日下劑を用ひし故、風の中に乘船せば死に至るべしと思ひて、余は, か、其地はかの海賊が余を安全に導くことを約束したる所なりき、何となれば彼は其, を聽きてキリシタンとならんことを望みしが恐怖の爲めにキリシタンとなることを斷, 處より先へ渡海すること能はざりし爲めに、彼は其友人にして良き屋敷を所有する一, の熱と苦痛は甚だ増大せり、此故に我等が鹽飽に到著する以前余は一時意識を失ひし, 人の男の許に余を案内せり、而して彼の御蔭を以て我等は手厚く處遇せられたり、此, 人の男の, 二二口, 〓, 失神ス, 乘船シ一時, 鹽飽ニ著ク, かぶらる病, 氣ヲ押シテ, 發ヲ延バス, かぶらる出, 佛僧改宗, 天正元年是歳, 一六七

割注

  • 二二口

頭注

  • 失神ス
  • 乘船シ一時
  • 鹽飽ニ著ク
  • かぶらる病
  • 氣ヲ押シテ
  • 發ヲ延バス
  • かぶらる出
  • 佛僧改宗

  • 天正元年是歳

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  • 一六七

注記 (27)

  • 899,691,64,2181て恐怖を抱き居りし爲めに、余は發熱と著しき衰弱にも拘らず余には乘船すること必
  • 1776,699,64,2183かの海賊に對し翌日まで乘船を延ばすやう手配せしめたり、而して彼と其妻とは説教
  • 773,688,64,2184要となりたり、舳先に逆風が當りし爲めに風と波浪と船内に於ける艱難とに依りて余
  • 1283,686,63,2185人改宗せり、余は乘船前に此者に洗禮を授けしが、そは、彼のキリシタンとなれるこ
  • 1409,687,63,2172害を加へざることを余に約したり、然れども海賊等の反對にも拘らず此地にて坊主一
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