『大日本史料』 10編 14 天正元年2月~同年3月 p.78

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長家、誰人の沙汰に、信玄野田の城攻るとて鐵炮にあたり死給ふと沙汰仕る、みな虚言, よりおるゝと同時に、喜兵衞を謙信手討にいたされたるを、信玄公聞召、さては謙信ほ, それが輝虎よはきとは、一段無穿鑿鑿なる申やうかなと、長坂長閑をあしく仰らるゝは、, どの侍も、をくれては、ちととりあはてたる事こそ有つらめ、武士はほむるもそしるも、, なる事なし、長尾謙信は武州忍の城にをひて、堀のはたに馬をたてゐられたるを、城の, ふまへ所をもつて沙汰するものなりと、信玄公仰らるゝなり、, 也、惣別武士の取あひに、よはき方よりかならずうそを申候、越後輝虎と御取合に、敵味, 内衆輝虎と見て鐵炮をよせ、いかほどうちつれと、終にあたらす候、其鐵炮に謙信あた, 方共にうそ申たる沙汰、終に無之、縱鐵炮に信玄公御あたり候とも、それが弓箭の瑕に, り候はゞ、結句つよき大將とほめはするとも、惡は申間敷候、既に信玄公、信州河中嶋に, りかへてこそ有らめ、乘かへたる時、合戰負に成たらば、中間とも捨てにげつらんに、, 二年めにきこゆる、輝虎川中嶋合戰の時、和田喜兵衞一騎供仕り退候に、越後へ著、馬, をひて謙信に勝給ふ時、謙信、名馬放生月毛を乘すてられ候つるを、長坂長閑取て乘、, 流石謙信も馬をすてられ候と長閑申候へは、信玄公大きにいかりなされ、馬草臥は、の, ○信玄全集・信玄全, 集末書、異事ナシ、, 説ハ虚言ナ, リトノ説, 信玄銃創ヲ, 被ルトノ風, 天正元年二月十七日, 七八

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  • ○信玄全集・信玄全
  • 集末書、異事ナシ、

頭注

  • 説ハ虚言ナ
  • リトノ説
  • 信玄銃創ヲ
  • 被ルトノ風

  • 天正元年二月十七日

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  • 七八

注記 (22)

  • 1715,737,58,2145長家、誰人の沙汰に、信玄野田の城攻るとて鐵炮にあたり死給ふと沙汰仕る、みな虚言
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