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なり、かくて不日に造立こと終りしかは、二人のたくみ互に本尊を半身つゝ抱き來て、, 是をつくる、ひるは一人の彫刻とみえしを、夜に入ぬれは、斧斤鑿のひゝき數十人にきこ, さし合けるに、かねて寸尺をいひあはせさりしかとも、全躰圓滿して毫端もたかひめな, り叡覽ありたきとの御願ふかくおはしましき、かゝるみこゝろの中をや感し奉りけむ、, 丈六の像をつくらしむ、然るに父は父、子は子と各別の居をかまへて、半身をわかちて, かゝる工匠の身を化現し給なるへし、その後供養の日は、天人聖衆あまくたりて、瑞花, 世を表すとみえたり、かれといひ、これといひ、誠に凡夫のしわさにあらす、かの地, はからさるに天人くたりて奏しけれは、もしかの兩像に御のそみおはしまさは、賢問, ゆ、諸人あやしひをなして、壁のひまよりうかゝひ見けるに、父とおもひしは六臂の地, く、たゝ一人の作のことし、圓光の中には、三千躰の佛形あり、過去・現在・未來の三, 藏、子とみしは六臂の觀音にて、をの〳〵無數の眷屬光を放て、暗室の中ひるよりも明, 藏・觀音は三笠の神の御本地たり、これはたくひなき叡願を滿せしめたてまつらんとて、, 芥子に仰せて造立したまふへしと、しめしてさりぬ、この告にまかせて、勅命をくたし、, をふらし、異香をこらして告けるは、誓願寺の彌陀は淨土の生身にことならす、大安寺, 天正元年五月十九日, 一五四
柱
- 天正元年五月十九日
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- 一五四
注記 (16)
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- 1287,668,61,2247是をつくる、ひるは一人の彫刻とみえしを、夜に入ぬれは、斧斤鑿のひゝき數十人にきこ
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