『大日本史料』 11編 1 天正10年6月 p.13

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の首に相そへ、秀吉へ掛御目候へは、何も仁義の死を遂し者首なり、四人之, 人か馬取にて有しか、縁を赦し、一所懸命の地をあたへられしなり、死出三, るとてさしぬれは、近松に一禮し、其後金吾へはしてけり、長左衞門中のみ, 途の道しるへせんとて、心よけに切腹してけり、茂助其心はしを感し、四人, 悦し、月清二三酌て長左衞門にはしけれは、是も數盃を傾け、難波殿へ恐侍, 然と快悦し、此上は思ひ殘す事もおはしまさす候、筑前守殿と右馬頭と、向, せんとて、心よけに請し處に、月清、誓願寺乃曲舞を謠ひ出にけり、聊おくし, 故、諸人を御哀憐、返々も神妙に侍るよし、堀尾も云しかは、四人之面々、忻々, 後御入魂ましますやうに、御取持ひとへに憑入存知候、輝元信の堅き事一, 腹を切、今此楮上に其名香しく殘しにけり、かゝる處に與十郎某は、月清老, たる顏色もなくべまの如し、かくて酒も過しかは、月清入道、我より始んと、, なり、かくて堀尾より樽肴を送りしかは、扨も心有かな〳〵とおし返し感, をしはたぬきて、矢聲して腹十文字にかた切てけり、殘る三人もきらよく, かたならぬ人に候、其趣被仰上給候はゝ、現來二世之御厚恩にて有へきと, 之結搆、深く感し申之條、聊相違之儀有間敷候、はすか城主に任せられし驗, 可晴酒肴, ヲ贈ル, 月清先ヅ, 切腹ス, 天正十年六月四日, 一三

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  • 可晴酒肴
  • ヲ贈ル
  • 月清先ヅ
  • 切腹ス

  • 天正十年六月四日

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  • 一三

注記 (21)

  • 281,614,59,2202の首に相そへ、秀吉へ掛御目候へは、何も仁義の死を遂し者首なり、四人之
  • 515,616,59,2193人か馬取にて有しか、縁を赦し、一所懸命の地をあたへられしなり、死出三
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