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柴の軍勢速に追ひ來りて、八方より取り圍み、兵士と火を以て攻め立てた, は可なり長く續き、多くの場所にて行はれたり、其後二日を經て、パードレ・, オルガンチノ、他の一人のパードレと共に、右信長の御殿の前を過ぎしが、, れば、明智姿を變し、殆んど單身走り出で、或者の話によれば此時〓に負傷, 臭氣甚だしく、彼の傲慢なりし暴君に相當せりと思はれたり、風同方向よ, 首級三十餘を、羊か犬の頭にてもあるが如く、一本の繩に貫きて、賣らんと, 〓しゐたり、翌朝勝龍寺に在りし者は降服せり、明智莫大の黄金を與ふるを, り吹寄する毎に、臭氣の爲め、我等の會堂に居る能はざる程なりき、此斬首, して城中の諸人、其他多數を〓心に斬首し、都の信長の御殿に差出せしも, に負ひし僅少の品物を奪はんと欲し、彼に一槍を附け、其首を斬りしが、彼, 等は其首を三七に獻ずる勇氣も惡意もなく、他の一人此務をなしたり、而, 約し、坂本に入るまで救助せんことを土民等に頼みしが、彼等は刀及び背, する者を見たり、此憐れむべき人々は、此の如き捧物をなすを以て、最も彼, の、一度に千餘級に達し、供養の爲め、悉く整列せしが、「夏の眞中なりしかば、〕, の靈を喜ばすものなりと信ぜるなり、明智の首も亦、其死骸と共に同所に, 光秀土民, ヲ梟ス, ニ殺サル, 光秀ノ首, 天正十年六月十三日, 四七〇
頭注
- 光秀土民
- ヲ梟ス
- ニ殺サル
- 光秀ノ首
柱
- 天正十年六月十三日
ノンブル
- 四七〇
注記 (21)
- 1790,613,61,2184柴の軍勢速に追ひ來りて、八方より取り圍み、兵士と火を以て攻め立てた
- 613,625,62,2207は可なり長く續き、多くの場所にて行はれたり、其後二日を經て、パードレ・
- 499,632,63,2196オルガンチノ、他の一人のパードレと共に、右信長の御殿の前を過ぎしが、
- 1671,621,62,2188れば、明智姿を變し、殆んど單身走り出で、或者の話によれば此時〓に負傷
- 847,617,64,2193臭氣甚だしく、彼の傲慢なりし暴君に相當せりと思はれたり、風同方向よ
- 380,625,65,2184首級三十餘を、羊か犬の頭にてもあるが如く、一本の繩に貫きて、賣らんと
- 1557,612,59,2193〓しゐたり、翌朝勝龍寺に在りし者は降服せり、明智莫大の黄金を與ふるを
- 728,623,65,2191り吹寄する毎に、臭氣の爲め、我等の會堂に居る能はざる程なりき、此斬首
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