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ふ間に、傍の者とも、内室を人質に取て、後ろの山より忍ひ出、但馬をさして, 出たる謀なるへし、其ゆへいかにとなれは、丹後國を信長公の御領國にな, く取成可申と、念比に申遣たりけれとも、城内評議區々にて、とやかくとい, 無恙内室を取返し、米田は宮津へ歸ける, 曾て返答にも不及、中々稠敷鐵炮を打出す、城中には天下無雙鐵炮の上手, し奉る忠謀の躰に披露して、畢竟聟の忠興を、丹後の國主に可成と兼て計, 是迄來り候也、此上は子細なく渡し給へと申つかはしたりけれとも、城内, しといへとも、それは武士の作法なれは、何苦ふ候へき、藤孝前をはよろし, 先野田の橋詰まて引取て、重て使者を以城中へ申遣けるは、内室たに渡給, 一色五郎を座上にて討れし事は、只一端の巧に非す、豫め光秀か胸中より, 落行ける、監物是を聞よりも、諸鐙にて追懸たり、但馬の國藤の森にて追付, はゝ、面々には子細有へからす、只今卒爾の働し給ふ故、味方に手負少々有, と見えにける、斯て細川殿おもひの儘に滿信を討亡し、其悦は限なし、然と, 稻富伊賀といふ者籠居て、分〓を打ける間、寄手忽死人多かりけれは。監物, 一色五郎死骸盛林寺に葬る事, 手稻富伊, 馬ニ逃ル, 渡サバ城, 中ノ諸士, 長岡氏ヲ, 宗堅長岡, 人質ニ但, 義有誘殺, 長岡氏ヲ, 鐵炮ノ上, 氏ヲ取返, ヲ助ケン, 天下無雙, ハ光秀ノ, 賀, 意ニ出ヅ, トノ説, ス, 天正十年九月八日, 五〇六
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- 手稻富伊
- 馬ニ逃ル
- 渡サバ城
- 中ノ諸士
- 長岡氏ヲ
- 宗堅長岡
- 人質ニ但
- 義有誘殺
- 鐵炮ノ上
- 氏ヲ取返
- ヲ助ケン
- 天下無雙
- ハ光秀ノ
- 賀
- 意ニ出ヅ
- トノ説
- ス
柱
- 天正十年九月八日
ノンブル
- 五〇六
注記 (35)
- 996,654,60,2214ふ間に、傍の者とも、内室を人質に取て、後ろの山より忍ひ出、但馬をさして
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