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に向て、北庄もかく見學給ふ間、御覺悟なされ候へと云しかは、つね〳〵憑, なみたと共に出て、末森殿へ參、い〓ゝを給へ、一万つおち候て、浮世のあり, さまをも御覽候へと諫つゝ、あやしけなまのり物に二人乃人々をのせ〓, いらを、椎谷の乃おくへと心さしけるか、竹田と云里に至て思ふに、いや〳〵, み給ひし彌陀之名號に向て、心しつかに稱名し給ひて、硯を引よせかくな, 末森殿、南無阿彌陀佛〳〵と唱へつゝ、首をうけさせ給ふとひとしく、御く, て、烟事之外にそ見にまる、扨は匠作御切腹にこたと、上村思ひつゝ、兩人, ふかく山に入なは、北庄之便もまれなるへし、是に一兩日滯留し、よしあし, ひは前へ落にけり、息女も名號にむかつて、母上上品上生に導き給へ、勝家, 思ひきや竹田乃里の草のつゆはゝうへともに消ん物とは, 乃事を聞てんやとさし處に、廿四日申の刻に、北庄之殿守炎上とおほしく, 今こゝに六そちあまりの日のかすをたゝ一ときにか〓しぬるか〓, 御父子、玄番殿、文荷齋何れも同し蓮乃うてなにむか〓とらさ給へと、いと, む、, 息女も同し硯にて、, 天正十一年四月二十四日, 辭世, 末森殿ノ, 女ノ辭世, 末森殿息, 竹田ニ到, 天正十一年四月二十四日, 三三八
頭注
- 辭世
- 末森殿ノ
- 女ノ辭世
- 末森殿息
- 竹田ニ到
柱
- 天正十一年四月二十四日
ノンブル
- 三三八
注記 (23)
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