『大日本史料』 11編 6 天正12年3月 p.303

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

尚その父の一城に留り、獄中に在りて、番人これを監視せり、, た自ら約したる所に背かざるべしと傳へしめたり、然るにデウスの裁斷, 十六ケ國中、偶像の教を奉じ、また惡魔を尊ぶこと、薩摩國の人に勝る者な, せんとし、之に恩惠を施し、因りて正義と人道とを基とする人なりとの評, を明ならしむるためなり、薩摩の異教徒等は、自費を以て遠方より來り、大, 示すも、その所行に依りて、結局彼とその隨從者とが如何なるものたるか, れが爲めに盡し、これを援助せんと欲すと宣言せり、然れども日本全國六, なる艱難と危險とを冒して、その生命を捧げ、ドン・プロタシオを舊領に復, は、人間の考ふるところと大に異り、彼はその父の不幸なる死と優秀なる, と望めり、因りて若し能ふべくんば、その部下に説教するため、イルマン一, 人を派遣せんことを請ひ、悉くこれをキリシタンとなさんことを欲し、ま, 惡魔を描いてこれに頭角を附するは故なきに非ず、外見を裝ひて道徳を, を得、最初はドン・プロタシオよりは、一寸の地も要求せず、たゞ能ふ限り、こ, 部下の敗亡を哀惜せる結果と見え、狂人となりて、全く精神を喪失し、今も, その父既に除かれしかば、長らく心に抱きゐたりし事をば、直に實現せ〓, 鎭貴ニ對, シテ寸土, 島津氏ハ, ヲモ要求, 偶像ノ教, ヲ信ズル, コト薩摩, セズ, 天正十二年三月二十四日, 三〇三

頭注

  • 鎭貴ニ對
  • シテ寸土
  • 島津氏ハ
  • ヲモ要求
  • 偶像ノ教
  • ヲ信ズル
  • コト薩摩
  • セズ

  • 天正十二年三月二十四日

ノンブル

  • 三〇三

注記 (25)

  • 1252,596,60,1791尚その父の一城に留り、獄中に在りて、番人これを監視せり、
  • 1603,599,59,2201た自ら約したる所に背かざるべしと傳へしめたり、然るにデウスの裁斷
  • 311,594,60,2200十六ケ國中、偶像の教を奉じ、また惡魔を尊ぶこと、薩摩國の人に勝る者な
  • 664,604,60,2192せんとし、之に恩惠を施し、因りて正義と人道とを基とする人なりとの評
  • 898,598,59,2201を明ならしむるためなり、薩摩の異教徒等は、自費を以て遠方より來り、大
  • 1015,598,60,2198示すも、その所行に依りて、結局彼とその隨從者とが如何なるものたるか
  • 428,604,61,2193れが爲めに盡し、これを援助せんと欲すと宣言せり、然れども日本全國六
  • 782,596,58,2203なる艱難と危險とを冒して、その生命を捧げ、ドン・プロタシオを舊領に復
  • 1487,599,58,2192は、人間の考ふるところと大に異り、彼はその父の不幸なる死と優秀なる
  • 1840,599,58,2181と望めり、因りて若し能ふべくんば、その部下に説教するため、イルマン一
  • 1722,598,57,2196人を派遣せんことを請ひ、悉くこれをキリシタンとなさんことを欲し、ま
  • 1133,592,61,2208惡魔を描いてこれに頭角を附するは故なきに非ず、外見を裝ひて道徳を
  • 546,600,62,2193を得、最初はドン・プロタシオよりは、一寸の地も要求せず、たゞ能ふ限り、こ
  • 1367,592,63,2204部下の敗亡を哀惜せる結果と見え、狂人となりて、全く精神を喪失し、今も
  • 1956,596,58,2193その父既に除かれしかば、長らく心に抱きゐたりし事をば、直に實現せ〓
  • 562,237,40,168鎭貴ニ對
  • 522,247,34,155シテ寸土
  • 605,237,39,161島津氏ハ
  • 475,244,37,160ヲモ要求
  • 356,240,43,167偶像ノ教
  • 314,244,40,156ヲ信ズル
  • 270,251,40,154コト薩摩
  • 434,246,33,67セズ
  • 207,672,45,469天正十二年三月二十四日
  • 213,2404,43,118三〇三

類似アイテム