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が、この時一小島より、數人の漁夫出で來りて、我等が何處にあるかを告げ, 陷るべき幾多の困難の前兆を示したり、航行すること數日にして、彼は太, 遇せしが、我等の主は、奇蹟的に之を免るゝを得させ給へり、, 陽の高度を測定し、既にマカオを通過せしものと誤認せしが、實は彼の地, 者の皆恐るゝ日本の灣に向ふこと必要となりたり、, を受けざりしならん、, く進航したる後、チンチェオに入港せんと欲せしが、天候之を許さず、知る, せしにも拘らず、船長は斷乎として、日本に寄航することを命じたり、少し, 我等の困難は、灣を出づる以前に始まり、船は衝〓し、航海士は其後我等の, に到著せず、多數のレグワの遠き所にありしなり、この誤認に基き、マカオ, たり、若し然らずば、其沿岸を横行せる艦隊に遭遇して、我等は少しも利盆, を索めて逆行し、支那の沿岸を航行して、數知れぬ暗礁その他の危難に遭, ありしが、我等が損害を被ることなくして入港すべき免許状その他を有, 依然百數レグワ後に殘したるマカオを索めて、終にチンチェオに著きし, この時チンチェオに入港することは、容易にして、斯くすべしと言ふ者も, 航海土航, 度ヲ測定, 太陽ノ高, ちんちえ, 寄航ヲ命, おニ漂著, 路ヲ誤ル, 船長日本, ズ, ス, 天正十二年六月二十八日, 五九八
頭注
- 航海土航
- 度ヲ測定
- 太陽ノ高
- ちんちえ
- 寄航ヲ命
- おニ漂著
- 路ヲ誤ル
- 船長日本
- ズ
- ス
柱
- 天正十二年六月二十八日
ノンブル
- 五九八
注記 (27)
- 1003,641,62,2213が、この時一小島より、數人の漁夫出で來りて、我等が何處にあるかを告げ
- 1701,640,59,2207陷るべき幾多の困難の前兆を示したり、航行すること數日にして、彼は太
- 1233,645,59,1793遇せしが、我等の主は、奇蹟的に之を免るゝを得させ給へり、
- 1584,640,57,2204陽の高度を測定し、既にマカオを通過せしものと誤認せしが、實は彼の地
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- 770,645,55,643を受けざりしならん、
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