Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
飛駒の方へ通りしか、大坂のふもとにかゝり、寄居の前にて宗綱の御專途奉見、急き御側, へは、豐島もなさけあるものにて、彌々御側にちかつき、正敷公は一方の大將成ルが、御手, 山縫殿カ打ける鐵砲内甲へ中り、痛手なりけれは、馬より倒と落て前後を失ひ給ひける、, 泉新重郎を先として六七拾騎打ていで、中ニ取込攻戰、寄居の勢二十騎計討れ、山へさつと, の兵やと見る人感しおしみける、扨宗綱公駿河はいかゝありけると彼を見給ふ折節、かげ, 勇達せしものなるか、有子細名草の奧に引籠、民間ニ下ル事年久し、今日新陽の爲賀慶ト, 後もしらざりけれは、くらのまへはにのりかゝり、はらかき切てぞしにゝけり、適大こう, 引上れは、宗綱公も岩崎駿河と主從二騎こなつてきりぬけさせ給ふ、駿河名を得シ大力、な, ちかく立よりうかゝひみるに、御ようかうつねならす、御ものゝくとても殊に勝レさせ給, おも御馬の側をはなれす、碎堅破強けるも打續ケたるてつほうに十二三ケ所打拔かれ、次, らく御目をふさき刀を枕に御座有、爰に豐島七右衞門忠治と云しは、元は源家普代の侍、武, そばなる畔に寄添て御自害あらんとしけれとも、性力もつき御氣も遠くなりけれは、しは, 第に性力もつきしか、君の御行末無心元、四方を見まはしけれとも、東西くらくなつて前, をかさし、爰を專途と防ける、寄居の中より是を見て多田舍人・藤倉丹波・岩下主計・和, 内甲ニ中ル, 彈丸宗綱ノ, トノ説, 彦七郎宗綱, 天正十三年正月一日, 五
頭注
- 内甲ニ中ル
- 彈丸宗綱ノ
- トノ説
- 彦七郎宗綱
柱
- 天正十三年正月一日
ノンブル
- 五
注記 (20)
- 492,581,69,2294飛駒の方へ通りしか、大坂のふもとにかゝり、寄居の前にて宗綱の御專途奉見、急き御側
- 254,586,69,2286へは、豐島もなさけあるものにて、彌々御側にちかつき、正敷公は一方の大將成ルが、御手
- 964,583,68,2262山縫殿カ打ける鐵砲内甲へ中り、痛手なりけれは、馬より倒と落て前後を失ひ給ひける、
- 1657,584,68,2293泉新重郎を先として六七拾騎打ていで、中ニ取込攻戰、寄居の勢二十騎計討れ、山へさつと
- 1078,585,67,2287の兵やと見る人感しおしみける、扨宗綱公駿河はいかゝありけると彼を見給ふ折節、かげ
- 609,579,67,2293勇達せしものなるか、有子細名草の奧に引籠、民間ニ下ル事年久し、今日新陽の爲賀慶ト
- 1193,575,69,2303後もしらざりけれは、くらのまへはにのりかゝり、はらかき切てぞしにゝけり、適大こう
- 1542,587,68,2293引上れは、宗綱公も岩崎駿河と主從二騎こなつてきりぬけさせ給ふ、駿河名を得シ大力、な
- 368,585,72,2292ちかく立よりうかゝひみるに、御ようかうつねならす、御ものゝくとても殊に勝レさせ給
- 1423,592,71,2287おも御馬の側をはなれす、碎堅破強けるも打續ケたるてつほうに十二三ケ所打拔かれ、次
- 730,586,66,2288らく御目をふさき刀を枕に御座有、爰に豐島七右衞門忠治と云しは、元は源家普代の侍、武
- 849,588,65,2278そばなる畔に寄添て御自害あらんとしけれとも、性力もつき御氣も遠くなりけれは、しは
- 1308,579,69,2301第に性力もつきしか、君の御行末無心元、四方を見まはしけれとも、東西くらくなつて前
- 1773,590,67,2293をかさし、爰を專途と防ける、寄居の中より是を見て多田舍人・藤倉丹波・岩下主計・和
- 1004,214,38,207内甲ニ中ル
- 1054,214,41,208彈丸宗綱ノ
- 953,218,40,121トノ説
- 273,210,40,213彦七郎宗綱
- 166,737,41,389天正十三年正月一日
- 155,2484,49,42五







