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の事にかとてさしきへ出けるに、重兵衞ひざをなをしたまひての給ひけるは、四こくに, り、各歸陣ありて、それ〳〵に感状を給はり恩賞をなし給ふ、されはならさき兄弟三人, 兵衞は、大右衞門のおとなに黒河兵衞の大夫をこれへ出給へとめされけれは、いかやう, かすをつくす、中にも古志清左衞門は、つくし陣におゐて、武勇のほまれ秀吉公度々に, 三年在陣つかまつる内に、武具に付、衣類につき、其外已下の用段おほきによつて、兵, ならひに一ぞく三十人ばかりを、大右衞門信景ふるまい給ひて、今度四國退治につい, いこと思へは、いつれもはんくわいかいさみをす、そのとき小早川隆景はちはまのせん, 無三に勝負をす、いつれもおとりまさりはなかりけるか、はたして合戰はやふれにけ, て、三とせがあいたかゝりて、萬死一生し、高名をきはめ、疵もこうふらす無事に歸陣, きこしめしをよはれたる人なりけるか、騎馬武者百三十騎こと〳〵く乘はなして、無二, ほし給ふ、かくて三とせに成ぬれは、蜂濱のかつせんはしまりけり、四國衆も今度をさ, すること、武運つよきゆへめでたしとて、よろこひ給ふ、さしきなかばに、ならざき重, ちんなりしかは、二萬計のそなへをといて、入みたれ勝負をするに、隆景の與力に備後, 國衆古志・木梨・久代・山内・吉見・三吉・片見丁・楢崎宗徒の人々おり立て分捕高名, 小早川隆景, ハ蜂濱ノ先, 陣, 天正十三年七月十七日, 二一一
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- 小早川隆景
- ハ蜂濱ノ先
- 陣
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- 天正十三年七月十七日
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- 二一一
注記 (19)
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