『大日本史料』 11編 18 天正13年8月 p.106

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るは未聞、源の中興右大將頼朝卿のみなり、頼朝・秀吉兩卿を合せあんするに、平相國, 見おろしぬる大名の、十人に及て候なるに、其衆に一義をいはせす取て押伏らるゝに、, の木草をなひかすに等しき、將軍を敵にし、此纔なる少人數、しかも推量をあてにして, るうへに、信長御取立の武士、諸國にはひこり居のみならす、ましてや秀吉を目の下に, 惡名にもまして、たとふるに所なけれは、四夷八蠻のはし〳〵まても背はてゝ、世はは, 隨身せすといふ人なし、秀吉若此度東國の軍に掛け負られて、西國の所々背き、京方も, るに依てなり、秀吉公將軍明知か爲に亡ほされ給といへとも、其枝葉あまたまし〳〵け, る事ならされは、今秀吉公か器大度に當て、運ある大將、おそらくは古今無類の弓矢取、, 入道は惡逆超過の人にして、やゝもすれは震禁をなやしたてまつり、政の苛事は桀紂の, 渡り、大坂を打破て見んより外はなし、後を捨て前を望戰は、敵の運を量てこそ利を識, 行末とても又あるへき人に非す、異國本朝の名將勇士の中、かほと軍のはかをやられけ, 中半過て身搆人をするなといふ時の費に乘てはいかにと、はつみきつたるきほひ口、風, 〓出んこそ物咲の種、又やはあるへきとて、指を折そへ立て大ニ頭を振て辭し申されは, や扨はおもひあくるに時を得て、兵衞佐殿は籏を揚られしに、天下一統に源氏一心を寄, 戰フコトノ, 不利ヲ説ク, 清良秀吉ト, 天正十三年八月六日, 一〇六

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  • 戰フコトノ
  • 不利ヲ説ク
  • 清良秀吉ト

  • 天正十三年八月六日

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  • 一〇六

注記 (19)

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