『大日本史料』 11編 20 天正13年9月 p.189

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しりかたきものなり、思慮なき者大を小とし、小をも大とするにおなし、此宗悦かする, 内の者金を河水に入たるとは、はつくんちかふたる分別なり、是をわかきもの評してい, しわさ、一段しかるへき事と云を、戸次道雪つたへきゝて、善惡の二つはたかふまし、, こふへし、また一錢を市人に盜は、市人さためてはつかしめん、一錢といへとも寶器た, も大切なり、以來も此事おもふへしと云、人つたへかたるに付て、田北紹鐵誅罰のとき、, は、明徳にかなはすといふ事なし、あしく持ては地獄に隋すといへり、かく聞時は一錢, すくふもみなすこしきところよりおこり、天下にみちみつる、心に仁をたもつ故なり、, り、半時の飢をたすけつへし、是を世につたへす、なかくうしなはんは不可なり、人を, り、さやうのこともきたなさに、結句損をするとて嘲、田北者金を河水へ入たるは侍の, ところ、小氣にして欲心とはいひかたし、愚人のおもふとはちかふなり、一錢といふも, 其いはれ有、まのあたり此道雪か、一錢を非人にほとこさは如何そ、非人さためてよろ, はく、町人は爪にたに火をとほすとて小氣第一にして、利にははちをもしらす貪者な, その故に錢は、善物を買にも自由じさいのものなり、かくのことく一つの錢を善もつて, 仁は百〓をのそく、百千萬倍のたからも、わつかに一錢よりかそふ、普天の下にあるし, 道雪宗悦ヲ, 賞讚ス, 天正十三年九月十一日, 一八九

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