『大日本史料』 11編 別巻1 p.61

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無く、風に吹き流され、もし主より與へられし靈感により、第三の碇に、麻の繩を用ひず, きモロ人等の地に到著し、既に夜に入りたれば、更に進むこと能はず、同所に宿泊せんと, ヤに留りしパードレ・メスキー夕は、同じく病みたる日本人同伴者と共に在りたり、少しく, り、その後間もなく天候回復し、コチンに向ふことを得、終に同港に著きて、一同大いに, 殘りしを以てなり、第一の、次で第二の碇もまた同樣なりしため、船は繋ぎ留むるものも, して、マラッカに於いて作る、柔軟なる棒の甚だ強き綱を用ひて投ずることなかりしなら, 回復するに及びて、他の人々のとりたる陸路を、同じくインド人の擔ひたる寢臺によりて, 喜びたり、こゝにパードレ・メスキータの旅につきて少しく述べん、病のためにペスカリ, としてデウスに祈りしが、御慈悲により、綱は堅牢にして、船は明らかなりし難破を免れた, る二の危險につき少しく述ぶべし、先づ陸上のことにつきては、一夜遲く、極めて疑はし, 努力せしも、成功せず、樹下に宿るのほかなかりき、一モロ人に金錢を與へて、パードレ、, ば、船は直進して遭難せしなるべし、これを海中に投ずる際、救の望を懸くる唯一の手段, 何等功を奏せざりき、岩石極めて尖鋭にして、碇綱は風の力によりて忽ち切れ、碇は海底に, 旅行の途に上りしが、その不安と危險とは前に劣らざる程なりき、陸上と海上とに起りた, 船こちん二, 二留メタル, めすきーた, ぺすかりや, 著ク, 等ノ旅行, 天正十年是歳, 六一

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  • 船こちん二
  • 二留メタル
  • めすきーた
  • ぺすかりや
  • 著ク
  • 等ノ旅行

  • 天正十年是歳

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  • 六一

注記 (22)

  • 1557,610,76,2296無く、風に吹き流され、もし主より與へられし靈感により、第三の碇に、麻の繩を用ひず
  • 393,594,73,2292きモロ人等の地に到著し、既に夜に入りたれば、更に進むこと能はず、同所に宿泊せんと
  • 866,605,72,2288ヤに留りしパードレ・メスキー夕は、同じく病みたる日本人同伴者と共に在りたり、少しく
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  • 1674,613,72,2289殘りしを以てなり、第一の、次で第二の碇もまた同樣なりしため、船は繋ぎ留むるものも
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  • 170,2455,46,70六一

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