『大日本史料』 11編 別巻1 p.66

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瀬を夜中に通過するの危險を冒さゞりしは航海長の賢明なる處置にして、彼は嘗て同所に, き、こゝより船首を轉じて、北西に向ひ、サンタ・エレナの島を求めて進みたり、同島に, 於いて一度難破せしことあり、今回は大いに意を注ぎ、天明を待ちてのち、船尾を風に向, に於いて、〓如として、船を揉み沈めんとする程の激しき風吹き來れり、その襲來に心づ, けて無事に同所を通過せり、たゞアフリカの南端に近く、最も怖れられたる、ナタルの地, は、同所に於いてのみなりき、五月十日, 諸島の間に在りて、東洋より來る船を待ち、その數の少きとき、或ひは他と離れたるとき、, て食料を積み、また四艘の僚船と合して海賊の難を免れんがためなり、海賊船はテルツェレ, め、手は大帆索にかけ、眼は海に注ぎて過したり、全航海中、嵐の止むまで帆を降したる, ありて陸地を認めず、また常に同所に起る嵐にも遭はず、海面少しく波立ちしのみなり, 不意に出動してこれを襲撃す、しかるに同島に於いて靜寂と悔悛との生涯を送れる隱者, の言ふところによれば、僚船はその到著をこの上待つことを欲せずして、二日前に去りし, きたれば、それより、驟雨を伴へる風のために、うねり、沸きたつ海に注意を拂はんがた, 田なりき、この島に十一日間碇泊して、水、果物、獸肉、家禽及び魚類を積込みしが、〓, 喜望峰を通りしが、船は遠く海上に, ○天正十二年四, 月一日二當ル, さんた・え, 喜望峰ヲ過, れな島二碇, なたるニテ, 泊ス, 激風ニ遭フ, グ, 天正十年是歳, 六六

割注

  • ○天正十二年四
  • 月一日二當ル

頭注

  • さんた・え
  • 喜望峰ヲ過
  • れな島二碇
  • なたるニテ
  • 泊ス
  • 激風ニ遭フ

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 六六

注記 (26)

  • 1823,615,59,2293瀬を夜中に通過するの危險を冒さゞりしは航海長の賢明なる處置にして、彼は嘗て同所に
  • 907,614,56,2299き、こゝより船首を轉じて、北西に向ひ、サンタ・エレナの島を求めて進みたり、同島に
  • 1711,615,58,2300於いて一度難破せしことあり、今回は大いに意を注ぎ、天明を待ちてのち、船尾を風に向
  • 1480,621,60,2287に於いて、〓如として、船を揉み沈めんとする程の激しき風吹き來れり、その襲來に心づ
  • 1593,617,60,2296けて無事に同所を通過せり、たゞアフリカの南端に近く、最も怖れられたる、ナタルの地
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  • 666,617,56,2292諸島の間に在りて、東洋より來る船を待ち、その數の少きとき、或ひは他と離れたるとき、
  • 791,620,56,2291て食料を積み、また四艘の僚船と合して海賊の難を免れんがためなり、海賊船はテルツェレ
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