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後程なく、樞機卿の館より食物を屆けたり、殿下はこの恩寵を一行と共に分たざりしと雖, も、他には何等不足すること無かりき、かの貴きパードレ等は、宛もこの客人等を樂しま, へたりと述べし程なりき、樞機卿殿下は數日をシントラに過したるのち、日本の公子等を, ラに近く、リスボンよりは六レグワ離れたり、華麗にして目を樂しますべき所なり、到著, 雅となし、彼等も亦これに劣らずその衣服を引立たせたるを以てなり、その姿を見たるの, ち、人々は、その衣服がかくも優雅に、且つ新鮮に、しかも彼等の固有のものなるを以, の長衣とを著用しゐたりしを以て、日本獨自の衣服を身に著けたるを見ることは樂なるべ, にて晩餐をとり、こゝに宿泊せり、この僧院はサン・ジェロニモの修道僧に屬し、シント, とを與へたり、かくてすべてが我等の意に適ひたり、その故はその衣服が彼等を極めて優, 同地にて休養せしむることを命じたり、また殿下はこのことをパードレ・ディオゴ・デ, てよく身體に似合ひ、格別の威嚴を現し、また比類なく、彼等に格別の裝飾と光彩とを與, メスキー夕に傳言せしめ、彼が最初に一行を見たるときは、黒羅紗の外套とシナの琥珀織, 携行せる華麗なる衣服を著し、互にサカヅキの儀禮等を行ひしが、奇異にして滿悦と歡喜, しと言ひ、そのために乘用の馬車を派して一行を運ばしめたり、一行はペロロンガの僧院, べろろんが, 日本服ヲ著, ノ僧院, 天正十年是歳, 九一
頭注
- べろろんが
- 日本服ヲ著
- ノ僧院
柱
- 天正十年是歳
ノンブル
- 九一
注記 (19)
- 387,593,62,2302後程なく、樞機卿の館より食物を屆けたり、殿下はこの恩寵を一行と共に分たざりしと雖
- 271,600,65,2287も、他には何等不足すること無かりき、かの貴きパードレ等は、宛もこの客人等を樂しま
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- 501,598,65,2300ラに近く、リスボンよりは六レグワ離れたり、華麗にして目を樂しますべき所なり、到著
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- 618,602,64,2289にて晩餐をとり、こゝに宿泊せり、この僧院はサン・ジェロニモの修道僧に屬し、シント
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