『大日本史料』 11編 別巻1 p.206

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健康回復せり、聖父は生存の最後の日、即ち四月十日, を全うせしめ、八十四年の生涯を限なき喜を以て終らしめ給へり、, ことを好まざりしが、教皇はこれを聞きて人を遣はし、己を喜ばしむるため、その西藥を, てなり、事甚だ急なりしを以て、彼等は大いに心を打たれたり、直ちに馬車の窓掛を下, ず、また偉大なる王者にして、最も優しき父なりき、神はこの最後の業を以て教皇の在位, くして、先づその死を聞きしなり、病は夜中に發し、翌曰の第十九時に臨終となりしを以, 世界の涯より來りて、キリストの代官として拜し、服從を表すに値ある人たりしのみなら, 神に感謝し、そののちは言葉を發せず、一時間にして死に就きたり、この教皇は、實に、, 者來りて、その伯父なる教皇の死を報じたり、彼等は教皇の病につきては聊も知ることな, し、〓に咽びつゝ、その館に歸りたり、病めるドン・ジユリヤノに對しては、この報その, その健康の状態につき、當日如何なる報告ありしかを尋ね、頗る良好なりと聞きて喜び、, 使節はローマの聖所を巡訪中なりしが、カルヂナル・サン・シストより派遣せられたる使, 用ふべきことを勸告せしめたり、爾來少しもそれを厭はず、醫師の言を聞きたるにより、, 臨終に近づきしとき、思を常に心中に在りしことに向け、ドン・ジユリヤノの容態を尋ね、, 既に聖油を塗られ、, ○天正十三年三月, 十一日二當ル, じゅりやん, 回復ス, 教皇薨ズ, 天正十年是歳, 二〇六

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  • ○天正十三年三月
  • 十一日二當ル

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  • じゅりやん
  • 回復ス
  • 教皇薨ズ

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 二〇六

注記 (22)

  • 1576,598,58,1370健康回復せり、聖父は生存の最後の日、即ち四月十日
  • 881,607,57,1675を全うせしめ、八十四年の生涯を限なき喜を以て終らしめ給へり、
  • 1805,600,58,2288ことを好まざりしが、教皇はこれを聞きて人を遣はし、己を喜ばしむるため、その西藥を
  • 416,605,59,2286てなり、事甚だ急なりしを以て、彼等は大いに心を打たれたり、直ちに馬車の窓掛を下
  • 1003,598,59,2297ず、また偉大なる王者にして、最も優しき父なりき、神はこの最後の業を以て教皇の在位
  • 531,605,58,2287くして、先づその死を聞きしなり、病は夜中に發し、翌曰の第十九時に臨終となりしを以
  • 1118,598,58,2289世界の涯より來りて、キリストの代官として拜し、服從を表すに値ある人たりしのみなら
  • 1232,596,59,2258神に感謝し、そののちは言葉を發せず、一時間にして死に就きたり、この教皇は、實に、
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