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なり、其砌より此由を聞開くに依て、重て身體の事相談せしむへしと、申聞, 三とせの春を送り給ふか、江戸の方床敷おほし召れ、慶長八年の秋の頃、江, は、生得の氣風正直を宗として、ときめく人に諂ひ玉ふ事もなく、武家の古, 御伽衆に召加へられ、御譜第の人々に異ならす、是を如何と云ふに、宗茂公, なけれは、力及はす、大津の寄手に加りたる事、立花に於ては爲方なき仕合, にあらす、小早川秀包と共に、輝元に色々異見を加るといへとも、輝元同意, せ訖ぬ、いまさら異議に不及とありて、即被召出、奧州棚倉に於て、堪忍分と, 戸へ赴き給ひ、高田の寶祥寺に、忍ひて御座ある處に、舊識の大名小名、聞付, 方こなたとある處に、土井大炊頭取持給ひて、大御所の上聞に達し給ひけ, よりの本懷是に過すとて、悦ひ給ふ事限なし、其後台徳院殿御前極て宜敷, 思ひ給はすといへとも、先年輝元へ諫言申たる旨趣、上聞に達したる事、何, り、其時上意には、立花は、先年關ケ原の刻、石田に組し候事、心より出たる處, 聞付訪尋あり、後々は忍ひ給ふ體にもあらす、諸大名の馳走に逢給ひて、彼, して一萬石を被仰付けり、宗茂公宣ふは、今壹萬石被仰付事、努々滿足とは, 風を失ひ給はされは、大樹器量ある人と思召れけり、殊更、往昔度々の高名, 御伽衆ト, 宗茂ノ氣, ナル, 賜ハル, 堪忍分ヲ, 江戸ニ赴, 質, 慶長八年是秋, 五七〇
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- 御伽衆ト
- 宗茂ノ氣
- ナル
- 賜ハル
- 堪忍分ヲ
- 江戸ニ赴
- 質
柱
- 慶長八年是秋
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- 五七〇
注記 (24)
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