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君の臣下の事き不及云、天下の寵臣にも可成人なるに、思ふ樣に徳の不發, き、此間語候樣に、曲者一返に究り候はん也, 被召出候ては、於攝州勝龍寺明智合戰、又和泉岸和田の合戰、兩度の手柄太, 閤御感不淺候由、〓筑紫にて度々の有之には、はや大名に成、第一筑前守次, るしかと覺候, 無之候得共、一疋一本の時、自身の〓つよく、勇人に備へ置たる人也、太閤へ, 事、殘多事也、花も植所と申も、此事たるへきか、然共太閤へ被召出、御親分に, 筑前守殿年寄は、何と申人にて候哉、文も武も左こそと被思候、委く語り候, 二代目如水き、官兵衞と申せしより、是も小事に馴たる仁なれは親程場數, 抔被仰出、子孫の榮へ始を見、七十に成り、無難に病死被仕候き、徳の至るし, 第に戌人仕に付、取飼度思ひ、筑前守に年寄指添、萬事支配被申付其身き本, 陣に計被居候へき、筑紫にて、自身の覺へ高名きかかりしと也、此人の覺悟, へ、只今語り候樣に、年寄に相定めたるは、一老栗山備後守、二老井上周防守、, 三老森但馬守、是等三人ともに如水取立、國を渡候砌相添渡候、栗山は、姫路, 近き所に被居候屋形衆に、栗山と申候人の子也、親の跡を繼候ても、させる, ○中, 略, 如水ノ武, 如水ハ曲, 二代目如, 水, 者, 功, 如水ノ老, 臣, 栗山備後, 守, 慶長九年三月二十日, 九二
割注
- ○中
- 略
頭注
- 如水ノ武
- 如水ハ曲
- 二代目如
- 水
- 者
- 功
- 如水ノ老
- 臣
- 栗山備後
- 守
柱
- 慶長九年三月二十日
ノンブル
- 九二
注記 (29)
- 1801,645,60,2210君の臣下の事き不及云、天下の寵臣にも可成人なるに、思ふ樣に徳の不發
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