『大日本史料』 12編 2 慶長九年三月~同十年二月 p.114

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し、身をかこひて、世に艶よくおもはるゝもの、誰彼は犬死したりなと云は, 人舌ヲ振ヒ感セシト也, 賭デナケレハ、思切タル大合戰ノ難立大功、其方ハ賢キ故、先ノ手カ見ヘ過, 境也、分別スル程大儀ノ合戰ハ難成モノ也、草履片足、木履片足ニテ、二ツ物, 如此將は、武運も目出度あるへからす、治世にも此覺悟肝要なり、, 越て合點したり、小家中にても心得あるへき事なり、夏の火鉢、旱りの傘と, 何トシテモ大キナル武邊ハナルマシ、又此メンツウハ飯入也、高キモ賤モ, 兵粮ナケレハ何事モナラス、不入事ニ物ヲ費サンヨリハ、兵粮ヲ貯ヘ、一戰, 成かたきものなり、犬死を恐れぬ士なら〓は、見事なる武士の死は遂かた, 勿體なき事也、將たるものも欺れ居て、犬死と忠死を見まかひたる者多し、, ノ用意尤也ト云事ヲ、知ラセン爲メニ遣ス也ト云置テ、遂ニ逝去セラル、聞, 云事を、よく〳〵味ひ堪忍せされは、士の我に服さぬものぞと仰也, 又云、世に士の犬死と云て、さみする事あり、しかれとも、戰場の死は、犬死も, 〔太平將士美談〕黒田如水公云、士を仕ふに第一の傳授あり、我漸く三十を, 或人語曰、黒田如水ノ物語ニ、我將棊ニスキテ、片馬ノ手相, 翁物語, }, ○武道聞書、武家閑談, 武邊咄聞書皆略同ジ, 前集, 犬死ト忠, 如水ノ士, 如水將棊, 死, ヲ遇スル, ヲ好ム, 法, 慶長九年三月二十日, 一一四

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  • ○武道聞書、武家閑談
  • 武邊咄聞書皆略同ジ
  • 前集

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  • 犬死ト忠
  • 如水ノ士
  • 如水將棊
  • ヲ遇スル
  • ヲ好ム

  • 慶長九年三月二十日

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  • 一一四

注記 (29)

  • 509,662,58,2209し、身をかこひて、世に艶よくおもはるゝもの、誰彼は犬死したりなと云は
  • 1223,655,54,703人舌ヲ振ヒ感セシト也
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