『大日本史料』 12編 3 慶長十年三月~同十一年三月 p.98

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上人五十二歳, 球に渡り給ひぬ、呂宋、南蠻の商船を頼むといへども、彼國の人は、日本を東, の徳風をあふぎ、歸仰する事深し、これによて、上人を城外の桂林寺に安住, わたれり、上人み給ふや、上人云、我已に是をみる、僧また問、暗記せりや、上人, の時、入唐の望ありて、帝畿を出て西海にお, もむき、商估の便船を待て、唐土に渡らんと期す、或僧問云、頃日佛書おゝく, 僧經論の題目を呼て、いかんと問へば、上人其經論の至要の文句、逐一に暗, 答云、大凡大小權實の經論の中に、其主要なる文句はみな暗記せり、時に彼, り、此故に記臆するなりとそおほせられける、扨折節便船ありけれは、先琉, 夷なりとをそれて、かたく拒みて乘せす、時に琉球の國主黄冠馬幸明、上人, 誦し給ふ事、瀑河の流て速かなるが〓し、上人僧にかたりて、我入唐の志あ, ふこれによりて、上人急き叡峰に登り、僧正に對〓し、來迎院におゐて登壇, せしめて、四事の供養備足して闕〓なし、黄冠の懇請によて、琉球神道記、并, 琉球往來記を製作し給ふ、しかるに、上人入唐の本意遂かたくおぼしけれ, 重受しをはれり、, 繪, ○磐城誌料二ハ, 五十五歳トセリ, ○中, 略, 袋中琉球, ニ渡ル, 慶長十年四月十五日, 九八

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  • ○磐城誌料二ハ
  • 五十五歳トセリ
  • ○中

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  • 袋中琉球
  • ニ渡ル

  • 慶長十年四月十五日

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  • 九八

注記 (24)

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