『大日本史料』 12編 7 慶長十五年閏二月~同十六年三月 p.530

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ふる氣色なき人にて、紹巴法橋か他ニまさらんとする病を見て、人き心よ, かて盆なきおしへをなせるや、聊心有人き、幽齋の爰の一説を承引すへき, 見ゆ、子路悦ひすとある、經語を引用ひて、草子の言葉を實にやられしとき, も、他人にまさる事なし、況や武家の勤においては、誰人か我等に劣るへき, にも心を用ひられしと憚もなくいふは、受られぬ説也然共、彼幽齋きたか, 懇に教訓せられ、又或時、蒲生氏郷、幽齋にあひて、貴方は藝能の譽ある故か、, れは、玄旨打笑ひて、某藝をもてあそへとも、皆口すさみ手すさみにて、しか, りかたち言葉に至るまて、すへて論する者そ、よく其心に立かへるへしと、, 有へき事なるを、左も有貌に取合せて、言葉にもあらはし、文ニも留めて、い, 事ニはあらねと、實き少年の迷ひともならん、それたにあるを、幽齋を經書, 心にまかせて、戀の山にはくしくたふれと書たる處に至りて、子、南子ニま, と挨拶せらしを、傍ニ居て聞たる人の物語也、漸々晩年に及へる比き、萬殊, 勝におりせしと、若其心に守り有りて、終に驗を得られしにや、左もあらは, く、たとひ式部か心のよりところに叶ひて、昔より此語を引來るとも斟酌, 武功を稱する人すくなし、されは、多藝に長すも入らさる事かと申されけ, 技藝ニ誇, ラズ, 慶長十五年八月二十日, 五三〇

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  • 技藝ニ誇
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注記 (19)

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