『大日本史料』 12編 9 慶長十六年十一月~同十七年七月 p.942

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倍せり、六尺餘りの男、大ひげをねぢあげ、先はだには、牛首布のかたびら著, 上にふと布のしふぞめに、七八百がのりをかい、馬の皮のふと帶したかと, 日惡口したりしためしたてんずるぞかしといひけるとあり、耻しめられ, し憤りを、報ぜんとなり、此たてんずるといふ詞、たて〳〵しきといふたて, しを、身の毛もよだつばかりに候ひし, 云條、便宜をうかゞひて、太刀を抜て走りかゝりけるを、何事ぞと問へば、一, だて風、是を奴と云, 云ふ、百物語に或人の語りしは、あづまのやつこを見侍しが、音に聞しに十, きものを、又、ある女房の、腹あしくたて〳〵しかりける、又、五、學匠之怨解と, 猶むかしにかはらず、たて〳〵しかりけるなり、沙石集六、山伏は、たて〳〵し, しめ、くまの皮の長はふり、まつすくなる大小、十文字にさしこなしたるけ, とおなじ、後世たもじ濁りて云は、男立、腕立、健氣立などいふより、いひ習へ, 奴と稱するに、一種奴僕のことならで、〓氣にして腕立し、血氣の勇あるを, り、さるを、伊達氏の小者が風なりなど云は、附會の説なり, 似我蜂物語、今の都のはやり物といふ諺の中に、やつこたゞ中道心者, にて、矛楯の意なり、歌舞妓にて、鬪の學びをたて, 世に人とたてつ, くと云は、楯を築, と云は、只立はたらくの故なり、立役は、重立歟, るながら、古きかぶき畫に、この體多, これは、殊に其體をしたたかに書た, く見, ゆ, 奴風, 男立, 慶長十七年六月是月, 九四二

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  • にて、矛楯の意なり、歌舞妓にて、鬪の學びをたて
  • 世に人とたてつ
  • くと云は、楯を築
  • と云は、只立はたらくの故なり、立役は、重立歟
  • るながら、古きかぶき畫に、この體多
  • これは、殊に其體をしたたかに書た
  • く見

頭注

  • 奴風
  • 男立

  • 慶長十七年六月是月

ノンブル

  • 九四二

注記 (27)

  • 607,638,63,2243倍せり、六尺餘りの男、大ひげをねぢあげ、先はだには、牛首布のかたびら著
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