『大日本史料』 12編 14 慶長十九年五月~同年九月 p.660

Loading…

要素

ノンブル

OCR テキスト

を聞やいなや、耻しながら思念する〓かくのどし、其あさた敷欲心、はしり, る産と、僧さりげなき顔にく、さらにおもひ事なき由をいらへぬ、師かさ手, し是迎に往し所のたのみ寺の住僧ならんか、淺間しき有所得の念頭先は, て出さりぬ、師これをみて大におどろき、遍身汗流る、つら〳〵察するに、も, 前見し躰をくはしく語りたたひぬ、ときに彼僧おどろき泣くいはく、われ, 尋手ゆき、彼僧にあふて問ていはく、院主昨夜何〓をかこゝろに思ひ給へ, しり來りて、若る擧動を成にやあらんと、ます〳〵至心に念佛せらる、時に, 行て、其かたちをなすにやあらん、呼かなしひかな、かゝる心にくき、來世の, ていへらく、さのみなかくしたまひそ、心に思ひし事あらば、明らかに語り, かはず宵に來れる僧なりき、よつて〓歎にたへず、其夜は其僧并に主の男, 夜半過る比、主のおとこ、頼寺の僧を伴ひ歸れり、師これを見給へば、案にた, あやまれり〳〵、山寺のありさた、常に朝三暮四、資縁にとほしたれば、此事, 給へ、予ひそかに是をしれり、なんぞ發露して佛前に懺悔せざるやとて、夜, とともに死骸をとりおさめけり、師は夜明ぬれば、其家を辭して出、彼寺に, 苦報はかりがたし、今おもはずも尊師にあひ奉りて、我罪業をあらはせる, 慶長十九年九月十四日, 六六〇

  • 慶長十九年九月十四日

ノンブル

  • 六六〇

注記 (17)

  • 400,586,56,2214を聞やいなや、耻しながら思念する〓かくのどし、其あさた敷欲心、はしり
  • 982,586,56,2217る産と、僧さりげなき顔にく、さらにおもひ事なき由をいらへぬ、師かさ手
  • 1690,587,57,2215し是迎に往し所のたのみ寺の住僧ならんか、淺間しき有所得の念頭先は
  • 1809,593,53,2206て出さりぬ、師これをみて大におどろき、遍身汗流る、つら〳〵察するに、も
  • 632,584,57,2214前見し躰をくはしく語りたたひぬ、ときに彼僧おどろき泣くいはく、われ
  • 1098,582,56,2205尋手ゆき、彼僧にあふて問ていはく、院主昨夜何〓をかこゝろに思ひ給へ
  • 1575,585,56,2217しり來りて、若る擧動を成にやあらんと、ます〳〵至心に念佛せらる、時に
  • 283,586,57,2205行て、其かたちをなすにやあらん、呼かなしひかな、かゝる心にくき、來世の
  • 865,589,57,2216ていへらく、さのみなかくしたまひそ、心に思ひし事あらば、明らかに語り
  • 1340,594,57,2213かはず宵に來れる僧なりき、よつて〓歎にたへず、其夜は其僧并に主の男
  • 1456,586,57,2212夜半過る比、主のおとこ、頼寺の僧を伴ひ歸れり、師これを見給へば、案にた
  • 516,592,57,2210あやまれり〳〵、山寺のありさた、常に朝三暮四、資縁にとほしたれば、此事
  • 749,581,57,2223給へ、予ひそかに是をしれり、なんぞ發露して佛前に懺悔せざるやとて、夜
  • 1222,591,58,2209とともに死骸をとりおさめけり、師は夜明ぬれば、其家を辭して出、彼寺に
  • 168,585,58,2208苦報はかりがたし、今おもはずも尊師にあひ奉りて、我罪業をあらはせる
  • 1919,652,44,432慶長十九年九月十四日
  • 1923,2390,41,121六六〇

類似アイテム