『大日本史料』 12編 19 元和元年五月 p.840

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申にや及ふ、此上へ登るからは覺悟の前也と云、左馬、其詞忘るなと云内、猛, 常手柄折紙を又給る、夫より兩人中惡敷出合と權を爭、有時金澤城大火事, 火吹かけ、小書院の破風口へ火付、脇より利常見玉ひ、聲々に、織部下りよと, て大剛の云ならん、火か來るとも屋根より下りましと云、織部聞もあへす, あり、左馬允早く駈付、書院の屋根へ上り、我より一番はなし、誰も我に越す, 者なし、皆々おくれたりと云處に、織部ははる〳〵先へ欠付、小書院の上に, 使をしきりに被遣共、織部不用、不破加兵衞と云母衣の者進み出、私參りお, 居候か、跡にて左馬かtるを聞、ヤア左馬、其方は跡から一番也、毎も其方か, て乘付、利常の乘輿へ追付、我等と織部と同前に被仰付候御加増はいやに, 云遣されにれ共、屋根の上に居敷て下らに、諸人扨々と司下したかる、利常, 同前に申付るにてはなし、織部はわろくせられぬ筋目有故に加増遣す、其, 方同前の手柄と云に非すと被申ニ付、左馬、左候はゝ心得候といふとき、利, て候よし、目録折紙を駕籠の内へ投入ル、利常機嫌よく被申は、篠原を其方, 樣なる臆病者は、我にはならぬそと惡口する、左馬せいて、人を臆病と云、定, あし可申とて屋根へ走り上り、御意にて御使ニ來ると云故、織部ひさを直, 元和元年五月七日, 八四〇

  • 元和元年五月七日

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  • 八四〇

注記 (17)

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