『大日本史料』 12編 25 元和二年五月~同年是歳 p.390

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之に答へて、吾が心の友よ、神意に依りて、我等は同一の場所、同一の時刻に, 主なる神、予に許すに犧牲たることを以てし給はゞ、無上の恩惠を與へ給, ふものなり、然も予の犯せし罪は限なきため、刑罰も實際加へられずして, る資格なきものと思へり、彼は一日師父と會談せし時師父に對ひて、予は, 止むべきを憂ふと、斯くて、彼は師父の足下に伏して、宥恕を乞ひぬ、師父は, シモンは四月十日、斬首せられたり、, 未だ斯かる無上の幸福を受くるに足らず、殊に大なる罪人にして、癩病な, 死なん、又汝の思慮足らざりし爲め、予が捕へられしとするも、予が福音の, 放置せられたり、ジエロニモは、徳高きも、常に自ら耶蘇基督の爲めに死す, 説教の爲めに死することあらば、汝に無限の感謝を爲すべきなりと云へ, 之と同時に、人々は、癩病者の宿舍、竝に祈祷所を破壞し、又ジエロニモ及び, 五十名の同志を捕縛し、ジエロニモのみ、法官の前に引出されしが、其餘は, る爲め、教に殉ずることは不可能なるべし、盖し異教徒は惡疾を忌み、予の, り、, 原註、シモンは、四國伊豫の人にして、同, 地方に於て耶蘇會宣教師の定宿を爲, しゝが江戸に於ても、伴天連ヂエゴ・デ・サンフ, ランシスコに對しても、同じく之を爲したり、, もん, 殉教者し, 破壤ス, 癩病院ヲ, 元和二年八月八日, 三九〇

割注

  • 原註、シモンは、四國伊豫の人にして、同
  • 地方に於て耶蘇會宣教師の定宿を爲
  • しゝが江戸に於ても、伴天連ヂエゴ・デ・サンフ
  • ランシスコに對しても、同じく之を爲したり、

頭注

  • もん
  • 殉教者し
  • 破壤ス
  • 癩病院ヲ

  • 元和二年八月八日

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  • 三九〇

注記 (24)

  • 1455,654,61,2216之に答へて、吾が心の友よ、神意に依りて、我等は同一の場所、同一の時刻に
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