『大日本史料』 12編 25 元和二年五月~同年是歳 p.617

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害してうさにけれ, にしたかひて、のち元和二年、將軍家にうらみまいらする〓ありて、遂に自, も氏をもあらためて、坂崎對馬守と申、又出羽守にはなりてけり、大坂の戰, され臣申つ候るらむむももこうかいさし聞こち公さにふま, 〻ら君〻きにすらつつるおをとの今らへとろりのに陣給し, らんの所とハとする關のてゆくモう〓しcっ達ふ參米す, をせらし世んにら〓らすひとつそをうふくよいと都御せま, 分准きう申てせきをしんゝし出〓事へ給うくのにのさて, のに〓のそをりのめせ〓へ罹御御ふせ君ろに族ね軍出に, 下例の主とい承れも等らふふててしふさ姫ふ都花〓將れ所2, きこへさせ給へハ、將軍家大におとろろせ給ひ、此事かなふへムらさ〓, りと仰下さる、出羽守承て、ろほとにちきりおかせ給ひし御事を、今いろ, れ、替る人に見えん事こそ心うけれとて、御ろさりおろさせ給ふへしな, 將軍家第一の姫君ハ、豐臣家の御臺所にてまします、大, 坂の城やふれし日、希有にしてのつれ出させ給ふを、熊, 野新宮の住人堀内主水といふもの、御使にさふらひて、將軍の御陣に參り, てはり、こゝに坂崎ろ、むつし宇喜多の家にありしころ、〓ねに都にさふら, がきりハ、えこそ御輿を人手にへわたすましきにて候とそ申しきつた, のいわれなきにあらす、さ金なから、かのはかるところの〓きは、君臣の禮, つ某か首をはねられむ後ハ、とにもかくにを候ひなん、いをて世に候ハノ, 此上はとて、執政の人々、彼か家人等に奉書下して、汝か主のうらみ申所、そ, ひて、しれる人多しと聞しめされ、この姫君の御事、攝家花族なとの公達の, かゝるへからさるに似たり、されはとて今はた反逆の例に准せられん事, て、御使たひ〳〵下されて、彼心をなくさめらる、出羽守承り、せんすると, っなハぬよしの御使をは仕り候へき、たゝいろにもして、御〓はのかは, せ給さらんやうにこそあらまほしく存すれと申し候て罷出つとかく, 御中に、なかたちしまいらせよと、ひそつなる仰承りて、都にのほり、し, 大かたならす、將軍家も、出羽守かうらみ申所、そのいへれなきにあらすと, にありあふ大名、すハ事こそ出來たれと、家〳〵につハものをあつむる事, 給ひ、やかて其家にいれ參らせらるへきにそ定りる、姫君かくと聞し召, ソと仰下さる、出羽守承て、ろほとにちきりおつせ給ひし御事を、今いかト, 數經るほとに、姫君、本多中務少輔忠刻か家にへらせ給ふへしとをこゆ、, 返す〳〵もあハれと思しめさるゝ所也、かくても猶上下の分をみたらす, 崎大きにうらミまいらせて、かくてハ、いかて世の人にふたゝひおもて, へき人いひかたらひ歸參りて、此よし申にれは、將軍家ふろくよろこはせ, いのちをすてハたやすかりぬと、おのか家に家の子郎等めしあつむ、關東, れ、替る人に見えん事こそ心うけれとて、御ろさりおろさせ給ふへしなと, きこへさせ給ヘハ、將軍家大におとろろせ給ひ、此事かなふへつらさ〓, むくへき、よし〳〵御輿うはひとつて、都にともなひ參らせんするものを, 再嫁セシ, ヲ公家ニ, メントシ, トノ説, テ直盛ニ, 直盛ニ周, 自殺ヲ勸, 旋ヲ命ズ, 家臣ヲシ, ノ違約ヲ, 秀忠千姫, 直盛秀忠, 怨ム, 告セシム, 元和二年九月是月, 六一七

割注

  • 將軍家第一の姫君ハ、豐臣家の御臺所にてまします、大
  • 坂の城やふれし日、希有にしてのつれ出させ給ふを、熊
  • 野新宮の住人堀内主水といふもの、御使にさふらひて、將軍の御陣に參り
  • てはり、こゝに坂崎ろ、むつし宇喜多の家にありしころ、〓ねに都にさふら
  • がきりハ、えこそ御輿を人手にへわたすましきにて候とそ申しきつた
  • のいわれなきにあらす、さ金なから、かのはかるところの〓きは、君臣の禮
  • つ某か首をはねられむ後ハ、とにもかくにを候ひなん、いをて世に候ハノ
  • 此上はとて、執政の人々、彼か家人等に奉書下して、汝か主のうらみ申所、そ
  • ひて、しれる人多しと聞しめされ、この姫君の御事、攝家花族なとの公達の
  • かゝるへからさるに似たり、されはとて今はた反逆の例に准せられん事
  • て、御使たひ〳〵下されて、彼心をなくさめらる、出羽守承り、せんすると
  • っなハぬよしの御使をは仕り候へき、たゝいろにもして、御〓はのかは
  • せ給さらんやうにこそあらまほしく存すれと申し候て罷出つとかく
  • 御中に、なかたちしまいらせよと、ひそつなる仰承りて、都にのほり、し
  • 大かたならす、將軍家も、出羽守かうらみ申所、そのいへれなきにあらすと
  • にありあふ大名、すハ事こそ出來たれと、家〳〵につハものをあつむる事
  • 給ひ、やかて其家にいれ參らせらるへきにそ定りる、姫君かくと聞し召
  • ソと仰下さる、出羽守承て、ろほとにちきりおつせ給ひし御事を、今いかト
  • 數經るほとに、姫君、本多中務少輔忠刻か家にへらせ給ふへしとをこゆ、
  • 返す〳〵もあハれと思しめさるゝ所也、かくても猶上下の分をみたらす
  • 崎大きにうらミまいらせて、かくてハ、いかて世の人にふたゝひおもて
  • へき人いひかたらひ歸參りて、此よし申にれは、將軍家ふろくよろこはせ
  • いのちをすてハたやすかりぬと、おのか家に家の子郎等めしあつむ、關東
  • れ、替る人に見えん事こそ心うけれとて、御ろさりおろさせ給ふへしなと
  • きこへさせ給ヘハ、將軍家大におとろろせ給ひ、此事かなふへつらさ〓
  • むくへき、よし〳〵御輿うはひとつて、都にともなひ參らせんするものを

頭注

  • 再嫁セシ
  • ヲ公家ニ
  • メントシ
  • トノ説
  • テ直盛ニ
  • 直盛ニ周
  • 自殺ヲ勸
  • 旋ヲ命ズ
  • 家臣ヲシ
  • ノ違約ヲ
  • 秀忠千姫
  • 直盛秀忠
  • 怨ム
  • 告セシム

  • 元和二年九月是月

ノンブル

  • 六一七

注記 (55)

  • 1698,645,54,564害してうさにけれ
  • 1813,657,59,2206にしたかひて、のち元和二年、將軍家にうらみまいらする〓ありて、遂に自
  • 1929,650,60,2211も氏をもあらためて、坂崎對馬守と申、又出羽守にはなりてけり、大坂の戰
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  • 401,282,42,176自殺ヲ勸
  • 1382,281,42,172旋ヲ命ズ
  • 492,280,41,169家臣ヲシ
  • 1104,287,41,168ノ違約ヲ
  • 1604,281,44,176秀忠千姫
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