『大日本史料』 12編 26 元和二年雑載~元和三年三月 p.614

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くぞきこゆる、大衆の回向あわがたく、〓もせきあへぬぞあし、御布施しな, わなれば、示同凡夫のかりの御名殘をおもふにき、墨の袖もうくばかわに, 月十五夜なれば、有明の月の光艶なり、僧正おぼしけるき、あれましかんさ, は、四河入海同一鹹味とも、自然流入娑婆苦海とも觀じた)了ふ、田子の浦に, 打出づれば、濱づたひに、鹽燒烟一むすびして、雲とやなり、霞とやなびくす, とゞむるか、松原のまつとかおもふ興津川のあを海原にながれ入を見く, とながめしも、こと〓りとおもへばかなし、, む、風きなぎわたわて、舟ども浪にうかべわ、かゝる折にも、かけぬ日きなし, とおもほす、今日の御と万わき、富士山の麓善徳寺〓刺、砌にちる櫻あれば, けぶたき万でけぶりみちる、花は四種にぞちり了がふ、梵音き迦陵〓伽の, なむ、西行法師の風になびくと吟じ、小野のしがかどか山たちばなな、行雲, 咲もあり、是になきち常住の理なるぞや、先初夜の御法事みやうがうの香, りまし、佛も現生現滅のよそ内ひをしめし給ふき、しも御めぐみのあ了, 聲はづかしく、むつの輪のひゞきは、六道の衆生もぐに苦をまぬかれぬべ, 〴〵ひきわたさるゝも、いかめしくや、後夜の御法事にき人しづ万りる、三, 寺ニ次ス, 今泉善徳, 元和三年三月十五日, 六一四

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  • 寺ニ次ス
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  • 元和三年三月十五日

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