『大日本史料』 12編 26 元和二年雑載~元和三年三月 p.860

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此事を日本橋の千人切といふ、, 主人慶庵へ御渡し、扨兩人の浪人は、二腰をも指なから、同道の連をきらせ、, 地間長物、畢竟無盆なる事をいひたるもの也、然れば此字を書てしかるべ, しと挨拶すれば、傍に居し客人のいふやう、傾城共抔がものいひに、一つ〻, ふものあり、これを遊女の言葉にゼイヲツクと云、或人云、贅此の字を書べ, 眉間を二寸計りきられたり、慶庵を始め、兩人の浪人驚き、手負を捨て遁れ, も遁れ候時、裕の上から尻小ぶたを一寸計り切られたるが、早く手廻しゝ, 奉行所へ召連たり、御奉行石谷將監樣御聞被成、草履取は疵療治せよとて、, 兩人にて一人の相手を取留ぬ事、言語同斷の仕合と御叱りありし由、山口, し、莊子駢拇篇にもあり、同書大宗師篇の林希逸の注に、附贅懸疣、此身爲天, て小袖に著替、浪人だけにて痛をこらへ、沙汰なしに濟けり、此頃の童ども、, 其身の分限に不應、花美成る事をいひ、又は貯もなくて貯の有るやうにい, たりしが、事しづまりて、三人共に檜物町へ立歸りたるを、所の者留置て、御, 草履取、以上四人にて檜物町を通りし時、氣違ひ半左衞門に行合、草履取は, 〻書籍を引て、吟味だてもかたはらいたく、をかしく聞ゆれといひし、これ, ○諸國遊里好色由來, 揃ニ異説アリ、略ス, 千人斬, 日本橋ノ, ぜいをつ, くト云フ, コト, 元和三年三月是月, 八六〇

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  • ○諸國遊里好色由來
  • 揃ニ異説アリ、略ス

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  • 千人斬
  • 日本橋ノ
  • ぜいをつ
  • くト云フ
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  • 元和三年三月是月

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  • 八六〇

注記 (24)

  • 831,617,61,929此事を日本橋の千人切といふ、
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  • 602,620,62,2203ふものあり、これを遊女の言葉にゼイヲツクと云、或人云、贅此の字を書べ
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