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櫻花はきにけらしな足曳の山のりひより見ゆるしら雲, いさけふは春の山へにましりなんくれなはなけの花の影かは, 梅花にほふ春へはくらぬ山やみにこゆれとしるくそありけま, 世の中にたえて櫻のならりさは春の心はのとけからまし, 人はいさ心もしらすふるらとは花そむらしの香ににほひける, よしのかは岸の山吹ふく風に底のかけさへうつろひにけり, 春の夜のやみはあやなし梅の花色こたみえd香やはらくまゝ, 袖ひちて結ひし水のこほれるを春立けふの風やとくらむ, 春日のゝ若なつみにや白妙の袖ふりはへく人のゆくらん, 花の色はうつりにけりな徒に我身世にふるなりめせし了に, けふのみと春をおもはぬ時たにもたつ〓やすき花のかけかは, 又アマカサキヤ留主居ノ者所望、, 枚清書申遣候也、古今春部ノ歌、, 夏のよのふすらとすれは郭公なく一こゑにあくるしのゝめ, 右十首清書申遣候也、御城衆所望候由也, 御城衆ノ, リ古今集, 所望ニ依, ノ歌ヲ短, 冊ニ書ス, 元和三年四月二十九日, 一三〇
頭注
- 御城衆ノ
- リ古今集
- 所望ニ依
- ノ歌ヲ短
- 冊ニ書ス
柱
- 元和三年四月二十九日
ノンブル
- 一三〇
注記 (22)
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- 274,659,63,1972梅花にほふ春へはくらぬ山やみにこゆれとしるくそありけま
- 1206,662,59,1972世の中にたえて櫻のならりさは春の心はのとけからまし
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