『大日本史料』 12編 28 元和三年九月~同年十二月 p.865

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其商館を撤去する事に決したり、, 舶に對し、之が妨害に努めたり、同時に彼等の日本との取引は振はざるに, ば、發展を期する能はざりき, 依り、葡西兩國を壓倒し、更に爪哇なる和蘭殖民地の繋榮を計るに非ずん, されば、彼等は日本に於て、僅に祕密取引に依りてその地歩を保てり、而し, て此年に至り、和蘭商會は殆ど失墜して、一監督官を殘せしまゝ、平戸なる, に商館を有せざりし故に、日本との貿易は、すべて支那人及びマカオの葡, 大主要輸入品たる生絲及び絹布の供給を支那に仰ぎしが、和蘭人は支那, 萄牙人の手に在りき、依て和蘭人は海上にて、支那ジャンク及び葡萄牙船, と商業上極めて重要なる關係にありしは周知の事實にして、日本人は二, 三絶し難れ船り近, 隻のて并又をそに, を威彼に一拿のて, 船拒を避ら衛せ附, 隨へて該港, 此决心の動機は、一六五〇年四月二十六, に入りぬ, 日の訓令に明かなり、即ち次の如し、東印, 此年和蘭英吉利聯合艦隊は、比律〓附近にて, 西班牙艦隊と戰ひしが、敗れて散亂せり、その, 敗殘艦たる大艦五隻及び運送船一隻は、長崎港外を遊べして、葡萄船を拿, 捕せんとせり、然るにこの海賊は暴風雨に遭難し、一隻は粉碎せられ、又一, 度商會當事者は、百年以來無競爭の利盆を獨占せし葡萄牙人と共に、豐富, 隻は貨物と、支那にての掠奪品とを載せしまゝ沈沒せり、殘餘は避難并, なる日本貿易の利盆を分たんが爲に、多年全力を傾注せしも、奸計束縛等, 修繕の爲に長崎に入り來れり、奉行等は最近の决議に基き、蘭人をして彼, 等の爲に特定せられし港平戸に赴かしめたり、蘭人は絶對入港拒絶の威, 嚇に屈服して、其艦隊は莫大の商品を滿載せし葡萄牙ガリオン船三隻を, 年全力を傾注せしも、奸計束縛第, 拒ミ平戸, ケル和蘭, 日本ニ於, 絹布ノ輸, 崎入津ヲ, 貿易ノ不, 蘭船ノ長, 生絲及ビ, 長崎奉行, 密貿易, ニ赴カシ, 和蘭商館, 支那ヨリ, 振, 入, 撤退ノ噂, 元和三年雜載, 八六五

割注

  • 隨へて該港
  • 此决心の動機は、一六五〇年四月二十六
  • に入りぬ
  • 日の訓令に明かなり、即ち次の如し、東印
  • 此年和蘭英吉利聯合艦隊は、比律〓附近にて
  • 西班牙艦隊と戰ひしが、敗れて散亂せり、その
  • 敗殘艦たる大艦五隻及び運送船一隻は、長崎港外を遊べして、葡萄船を拿
  • 捕せんとせり、然るにこの海賊は暴風雨に遭難し、一隻は粉碎せられ、又一
  • 度商會當事者は、百年以來無競爭の利盆を獨占せし葡萄牙人と共に、豐富
  • 隻は貨物と、支那にての掠奪品とを載せしまゝ沈沒せり、殘餘は避難并
  • なる日本貿易の利盆を分たんが爲に、多年全力を傾注せしも、奸計束縛等
  • 修繕の爲に長崎に入り來れり、奉行等は最近の决議に基き、蘭人をして彼
  • 等の爲に特定せられし港平戸に赴かしめたり、蘭人は絶對入港拒絶の威
  • 嚇に屈服して、其艦隊は莫大の商品を滿載せし葡萄牙ガリオン船三隻を
  • 年全力を傾注せしも、奸計束縛第

頭注

  • 拒ミ平戸
  • ケル和蘭
  • 日本ニ於
  • 絹布ノ輸
  • 崎入津ヲ
  • 貿易ノ不
  • 蘭船ノ長
  • 生絲及ビ
  • 長崎奉行
  • 密貿易
  • ニ赴カシ
  • 和蘭商館
  • 支那ヨリ
  • 撤退ノ噂

  • 元和三年雜載

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  • 八六五

注記 (47)

  • 364,660,59,991其商館を撤去する事に決したり、
  • 1402,656,62,2200舶に對し、之が妨害に努めたり、同時に彼等の日本との取引は振はざるに
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