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人物なりき、いたく勇猛にして、日本の古き諸大名の尊敬せる所なりき、さ, 而して、敢て彼を滅すことをなし得ざりしは、他の大名等の怒を招かざら, 何人にも増したりき、かくてダイフは、秀頼との抗爭中に、彼, ん爲め、又諸奉行に勝ち、帝國を己が支配に歸せしめたるは、大夫殿の己が, るが爲めなり、此恩に對し、ダイフ自ら安藝、備後の二國を彼に與へたり、, 大夫殿は、〔屡述べたる如く〕太閤樣の近き親族にして、武勇を以て聞えたる, 放なりき、其次第は次の如し、, 次で當將軍の政權に就くや、大夫殿に對して幾許かの疑を懷き、或は疑を, 味方となり、其所領なりし尾張をば、彼に讓りたるによりしことを認めた, 抱きたるが如くに裝ひ、かくして彼の結末を附けんと決心したるは、是に, れば、或は將軍に向ひて逆ふが如きこともあらんかと、一時は思はれたる, 己の息子將軍の政治向の助言者として、日常江戸の居城に居らしめたり、, をば, よりて他の諸侯をも懾伏せしめ、己が意志を遂行するを得べしと考へし, 最初に行へるは、廣島及び安藝「ブンコ二箇國の領主たる福島大夫殿の追, ことのある人物なりき、從つてダイフの彼を恐るゝこと、日本全土に於て、, ○大夫殿, ヲ指ス、, 大名ノ尊, 敬ヲ受ク, ニシテ諸, 正則勇猛, ヲ處分セ, ヲ恐ル, 家康正則, 秀忠正則, ントス, 元和五年六月二日, 七九四
割注
- ○大夫殿
- ヲ指ス、
頭注
- 大名ノ尊
- 敬ヲ受ク
- ニシテ諸
- 正則勇猛
- ヲ處分セ
- ヲ恐ル
- 家康正則
- 秀忠正則
- ントス
柱
- 元和五年六月二日
ノンブル
- 七九四
注記 (29)
- 1442,652,74,2188人物なりき、いたく勇猛にして、日本の古き諸大名の尊敬せる所なりき、さ
- 866,653,72,2189而して、敢て彼を滅すことをなし得ざりしは、他の大名等の怒を招かざら
- 1100,647,72,1772何人にも増したりき、かくてダイフは、秀頼との抗爭中に、彼
- 753,652,72,2189ん爲め、又諸奉行に勝ち、帝國を己が支配に歸せしめたるは、大夫殿の己が
- 519,654,69,2136るが爲めなり、此恩に對し、ダイフ自ら安藝、備後の二國を彼に與へたり、
- 1559,653,72,2190大夫殿は、〔屡述べたる如く〕太閤樣の近き親族にして、武勇を以て聞えたる
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- 289,647,69,2192抱きたるが如くに裝ひ、かくして彼の結末を附けんと決心したるは、是に
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