『大日本史料』 12編 31 元和五年七月~同年十月 p.358

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づれも耶蘇會の手にて、キリシタンとなりたるものなり、, 彼は年少の頃より歐羅巴の我等の書籍を讀み習ひ、之によりて、基督教の, パードレは、日本に於て、はじめて布教に從事したる、我が耶蘇會の人々の, 諸徳を會得し、この最後の迫害に臨み、大に之を發揮したり、嘗て彼を妬む, 重立ちたる者と思はるゝが故に、我等は姑らく彼等夫婦の事に就きて語, るを至當とす、彼等には、説教者の筆にし、又口にすべき立派なる頌讚の材, ンニの父は、あらゆるキリシタンの中にて、最も模範的の人物なりき、而し, 膽し、氣狂ひ、遂に病の床に臥したり、病中常に地獄の呵責を譫言にいひて, て其子ヂョヴァンニも亦父の義氣と敬虔とに毫も劣る所なき人なりき、, へて狂ひ騷ぎたれば、諸人大に恐れをなしたり、かくて醫者にも見離され, 見舞に來りし信者共を絶望せしめ、又其處にゐるものは誰かと、形相を變, 者ありて、彼は棄教せりと恐ろしき中傷を試みたりしかば、彼は非常に落, 右に擧げたる人々の中にて、都の貴人ヂョヴァンニ・太兵衞、テクラ夫婦は, 料に乏しからざるなり、かのヂョヴァンニの父なる人に洗禮を授けたる, 一人たるパードレガスパロ・ヴィルラなること、世既に定評あり、ヂョヴァ, ぢょ〓あ, んに太兵, 衞, 元和五年八月二十九日, 三五八

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  • ぢょ〓あ
  • んに太兵

  • 元和五年八月二十九日

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  • 三五八

注記 (20)

  • 1813,643,62,1702づれも耶蘇會の手にて、キリシタンとなりたるものなり、
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