『大日本史料』 12編 31 元和五年七月~同年十月 p.379

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亡ぶることなき光明とを享受すべく、昇天せり、, なり、これ等の信者の死骸は、キリシタンに返されたるを以て、彼等は恭し, に何をか望むところ有らんやと云ひたり、斯の如くにして、老齡に達し、貴, 中にては、末期の爲めに殘し置かれたる至福に無上の喜を味ひ、多年の間, へられたり、審問に於て、神を否定することを強制せられしを以て、彼は故, き功徳もて飾られたる彼は、其試練と熱烈なる欲求の終末に到達したる, 上よりの靈感のみを得んことに留意せり、彼は法官に、若し吾、幼時よりの, 意に聾者となりたりき、牢獄にては、談話の自由を取り止め得しを以て、彼, に迷惑を懸くるを望まず、或橋畔に己を連れ行かしめ、そこにて警吏に捕, は驚くべき好結果を得たりしが、遂に困憊の極、力盡きて、勝利の冠と、衰へ, 同胞によりて扶養せられたる後、基督の爲めに苦悶す、今最後に臨みて、更, 醫者ジャン・シェンザイは、老年の故を以て畏敬せられしが、聾者となり、天, 信仰を老年にて否定するに於ては、吾が罪は實に大なるべしと云へり、獄, 喜んで、此尊敬すべき盲人を世話したりしが、宿の主人に逐はれし後は、人, 聖職にありしが、常に其雄辯を以て、人の心を熱狂せしめたりき、信者等は, 元和五年八月二十九日, 三七九

  • 元和五年八月二十九日

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注記 (17)

  • 1168,649,59,1421亡ぶることなき光明とを享受すべく、昇天せり、
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