『大日本史料』 12編 32 元和五年十一月~同年十二月 p.343

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屈の精神とを以て、常に敬虔なる任務に服したり、彼は身分の高き人なれ, りて彼が受けたる感謝は實に驚くべきものにして、未だ曾てあらざる所, ども、農夫等の中に交りて、彼等に教を説き、些も恥づる所なかりき、其赤心, に前進し、西瓜の籠を開きて、傳道士等へ此美しき贈物をなしたり、其香に, 組合を主宰せんことを懇請せられ、深甚なる信念と、之に劣らざる不撓不, 冀はず、臆病者と看做され、死を免れんと欲する者と思はれざらんが爲め, と呼ぶ百姓にして、常に飮物などを牢内に運ぶ役を爲し居たるものなり、, 職を抛ち、退身して私生活に入れり、嘗て江戸に赴きし時、信者より信徒の, し、忽ち番卒の一隊に出會ひたり、彼は直に引返すことを得たれども、之を, 彼は眞晝の炎熱灼くが如き陽光の下を牢屋に辿り著きたり、斯かる日中, なりき、其次第を述ぶれば下の如し、此時使せし者はクバレーゼ・トマーゾ, のことなれば、牢番等は恐らく、午睡の裡にあるべしと思ひしに、案に相違, 内の人々に贈らんとして、宛名を其皮の上に刻みて屆けたりしが、之によ, より出でたる行爲は數多あるも、季節毎に、初物の果實をば、大村の牢獄に, 贈るを絶やさゞりしことも其一なり、或る時、見事なる西瓜をば一顆宛、牢, 元和五年是歳, 三四三

  • 元和五年是歳

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  • 三四三

注記 (17)

  • 1688,652,63,2185屈の精神とを以て、常に敬虔なる任務に服したり、彼は身分の高き人なれ
  • 1108,653,60,2183りて彼が受けたる感謝は實に驚くべきものにして、未だ曾てあらざる所
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