『大日本史料』 12編 33 元和六年正月~同年六月 p.190

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裾引ちぎり、鼠の逃る如く逃去ける、老母を始め一座の人々、正法は各別の, の外道なれば、罰の可當樣なし、但し汝が法、正法ゟ勝ると云證據有らば、一, 白應聲を勵し、にくき外道め、無縁の衆生は難度とは釋尊の金言、其語を出, からは彌不審あり、今暫待て、問答すべしと、衣の裾を引つかみ、責かゝれば、, 言一句吐べし、我返答せんと、席をたゝいて詰掛共、はびやん一言の返答な, く、赤面に及ける、白應、汝世間の愚人を誑かす如く、今我目前にて、即身成佛, の相を顯し、奇術を成て可見すといへ共、はびやんはたゞをしの如く、頭を, 人間ならば、何ぞ罰當らざらん、喩ば世間の猫、鼠等、佛像、經卷をかみ、いばり, たれて居たりしが、座を立て、扨々愚人かな、汝が樣なる者には所詮相手に, 物かなと悦あへり、白應被申けるは、宗門を弘程の事なれば、今日の問答、定, 輕しめ、佛の弟子等と問答する事度々也、然共何ぞ正法に勝ん、最前汝三部, 經、法花經を土足にかけ、鼻をかめども、汝三罰の當らぬは其筈也、汝正法の, 難成、無縁ノ衆生は度し難しと、犬の逃吠する如く、つぶやき〳〵逃出たり、, をすれども、元來畜類なれば、罰の當るといふ事なし、汝も其如く、畜類同前, て經論釋を引、或は天文地理の沙汰抔にて勝劣六ケ敷事成べしと思ひ居, 元和六年正月是月, 一九〇

  • 元和六年正月是月

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  • 一九〇

注記 (17)

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