『大日本史料』 12編 34 元和六年七月~同年閏十二月 p.481

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は、白痴に他ならずとして、其家に送り還されたり、, なる老人は、一度去りて、暫し其身を潛めしが、役人等の到著するに及びて、, ふ時、必ず涕泣しつゝ、此言葉を繰返すを常とす、, んが爲めには、敢て死をも辭せず、蓋し伊達より恩寵を受けたりと雖も、更, 世の財寳と地上の王侯の名譽とを守らんとして、幾度か生命の危難に其, たる恩寵の數々を心に銘記せし人なりしが、友人等は、彼を顛覆せしめん, てしめんとして、激しき戰は挑まれたり、されど此計畫は功を奏せざりき、, 武事に關して大いに尊敬せられし七十歳なる老人ありき、伊達より受け, と計れり、されど彼は自ら之に相當するものなりとして、嚴肅なる言葉を, 以て之を反駁し、爾今友人として交らざらんことを求めたり、即ち彼は現, 身を曝したるものにして、今や永劫の財寶と天上の王の榮光とを贏ち得, 公然と進み出で、其身を死に委ねたり、されど一命をかくも輕視するもの, に際して、同處には一人のキリシタンもなき由を答へん爲めなりき、善良, 彼は直に隱遁することを強制せられたり、法廷の役人等の到著すべき時, 嘗て坊主たりし一老人に對して、彼が後に奉じたるキリストの信仰を棄, 信仰, 老武士ノ, シ一教徒, 佛僧タリ, 元和六年十月十二日, 四八一

頭注

  • 信仰
  • 老武士ノ
  • シ一教徒
  • 佛僧タリ

  • 元和六年十月十二日

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  • 四八一

注記 (21)

  • 1080,653,57,1490は、白痴に他ならずとして、其家に送り還されたり、
  • 1309,644,60,2211なる老人は、一度去りて、暫し其身を潛めしが、役人等の到著するに及びて、
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